フィンランドの最新カルチャー&グルメ発信地、
ヘルシンキと首都エリア

ヘルシンキ

1812年にトゥルクから首都が移されたことで一気に開拓の進んだヘルシンキエリアは、18,9世紀を象徴する豪壮で格調高い建築やモダンな近現代建築が調和した街並みがおもしろい

「ヘルシンキと首都エリア」に属するのは、首都ヘルシンキと、その衛星都市として周囲を取り囲んでいる南部の諸都市。なんとフィンランド総人口の30パーセント近くがこのエリアに集中しています。フィンランドの玄関口であり、カルチャーやグルメ、デザインなどトレンドの最先端を肌で感じられるのがなんといっても魅力。憧れのデザインブランドの本店やアウトレットショップなども集中しているので、ショッピングメインで滞在する人も多いでしょう。いっぽう、ヘルシンキからちょっと足を伸ばせば、日帰りで散策できる魅力的な小都市や観光スポットもたくさんあります。

スオメンリンナ

ヘルシンキ本土からフェリーで渡れる世界遺産のスオメンリンナ島からの眺めは最高!

首都圏といっても、人口過密で忙しないイメージからは程遠く、事実ヘルシンキ市内でも面積の3分の1は森、緑地または公園といわれるほど。都心の住人でも、欲すればすぐに森へ分け入ることができる環境にあるのです。

「今回は都心にしか滞在しないけれど、フィンランドらしい森や自然にも触れてみたい」と考えているなら、ピクニックの定番地スオメンリンナ島や、誰もが気軽にハイキングやキャンプのできるヌークシオ国立公園がおすすめ。また、南岸の先には穏やかで雄大なバルト海が広がっていて、300を超える小さな島々や国内外へと行き交う船が浮かぶ、のどかな光景が見られます。ヘルシンキ港からは、隣国スウェーデンやロシア、エストニア、ドイツなどへの船旅に繰り出すこともできます。

 

首都エリアの代表的な都市とその見どころ

ポルヴォー

古き良き木造の街並みと可愛らしいお店の数々が魅力のポルヴォーは、ヘルシンキからの日帰り遠足スポットとしても人気

■ヘルシンキ(Helsinki)
ミュールマキ教会

ミュールマキ教会は、その美しさをひと目見ようと足を運ぶ観光客が多い

最新トレンドを発信し続けるフィンランドの首都。ぜひ訪れたい、ヘルシンキの定番観光スポット10選などの記事を参照ください。

■ヴァンター(Vantaa)
ヘルシンキ市の北に位置し、ヘルシンキ・ヴァンター空港のあるフィンランドの玄関口。観光名所としては、親子連れ客に人気の科学技術館ヘウレカや、真っ白な空間に美しく光が差し込むミュールマキ教会などがあります。ヘルシンキとヴァンター間は、Seutuチケット(ヘルシンキ市内の移動・交通手段参照)を購入してバスや近郊列車で行き来ができます。

 

■エスポー(Espoo)
ヌークシオ

原生林の中を歩けるヌークシオ国立公園は、都会人たちのオアシス

ヘルシンキの西に広がる大都市で、NOKIA社などフィンランドを代表する企業の本社ビルや工場が多数あります。2013年5月現在、ヘルシンキ地下鉄がエスポー市の中心部まで延伸工事中。アルヴァ・アールトがメインビルディングなどの設計を手がけたアールト大学(旧ヘルシンキ工科大学)のオタニエミキャンパスや、かもめ食堂のポスター撮影のロケ地にもなったヌークシオ国立公園などは観光客にも人気のスポットです。ヴァンター同様、ヘルシンキからはSeutuチケットを使って、バスや近郊列車での往復が可能。

 

■ヤルヴェンパー(Järvenpää)
ヘルシンキから近郊列車やバスで30キロほど北上した先の街で、作曲家シベリウスが晩年まで暮らしていた自邸アイノラをはじめさまざまな文化人のアトリエや住居が残っています。

 

■フィスカルス(Fiskars)
フィスカルス

村の中心にある可愛らしいデザインの時計塔は、フィスカルス芸術村のシンボル

ヘルシンキから電車やバスなどを乗り継ぎ90キロほど西に行った場所にあるのどかな村で、フィンランド語の名称はフィスカリ(Fiskari)。刃物や庭道具のデザイン企業として伝統を誇るフィスカルス社のお膝下でもあり、現在はさまざまなアートや工芸品の工房・ショップが軒を連ねる芸術村フィスカルス ヴィレッジとして注目を集めています。

■ポルヴォー(Porvoo)
ヘルシンキからバスで東に50キロほどの、昔ながらの木造旧市街の残る小都市。川辺並ぶ赤壁の家々や、カラフルなパステルカラーの建物が並ぶ街並みはとても愛らしく、目を楽しませてくれます。近年はそこにおしゃれなカフェや雑貨屋、お菓子やさんなどキュートなお店が軒を連ねていて、ヘルシンキからの日帰り観光客で賑わっています。
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