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ヘルシンキと首都エリア
1812年にトゥルクから首都が移されたことで一気に開拓の進んだヘルシンキエリアは、18,9世紀を象徴する豪壮で格調高い建築やモダンな近現代建築が調和した街並みがおもしろい
ヘルシンキ本土からフェリーで渡れる世界遺産のスオメンリンナ島からの眺めは最高!
「今回は都心にしか滞在しないけれど、フィンランドらしい森や自然にも触れてみたい」と考えているなら、ピクニックの定番地スオメンリンナ島や、誰もが気軽にハイキングやキャンプのできるヌークシオ国立公園がおすすめ。また、南岸の先には穏やかで雄大なバルト海が広がっていて、300を超える小さな島々や国内外へと行き交う船が浮かぶ、のどかな光景が見られます。ヘルシンキ港からは、隣国スウェーデンやロシア、エストニア、ドイツなどへの船旅に繰り出すこともできます。
首都エリアの代表的な都市とその見どころ
古き良き木造の街並みと可愛らしいお店の数々が魅力のポルヴォーは、ヘルシンキからの日帰り遠足スポットとしても人気
ミュールマキ教会は、その美しさをひと目見ようと足を運ぶ観光客が多い
■ヴァンター(Vantaa)
ヘルシンキ市の北に位置し、ヘルシンキ・ヴァンター空港のあるフィンランドの玄関口。観光名所としては、親子連れ客に人気の科学技術館ヘウレカや、真っ白な空間に美しく光が差し込むミュールマキ教会などがあります。ヘルシンキとヴァンター間は、Seutuチケット(ヘルシンキ市内の移動・交通手段参照)を購入してバスや近郊列車で行き来ができます。
■エスポー(Espoo)
原生林の中を歩けるヌークシオ国立公園は、都会人たちのオアシス
■ヤルヴェンパー(Järvenpää)
ヘルシンキから近郊列車やバスで30キロほど北上した先の街で、作曲家シベリウスが晩年まで暮らしていた自邸アイノラをはじめさまざまな文化人のアトリエや住居が残っています。
■フィスカルス(Fiskars)
村の中心にある可愛らしいデザインの時計塔は、フィスカルス芸術村のシンボル
■ポルヴォー(Porvoo)
ヘルシンキからバスで東に50キロほどの、昔ながらの木造旧市街の残る小都市。川辺並ぶ赤壁の家々や、カラフルなパステルカラーの建物が並ぶ街並みはとても愛らしく、目を楽しませてくれます。近年はそこにおしゃれなカフェや雑貨屋、お菓子やさんなどキュートなお店が軒を連ねていて、ヘルシンキからの日帰り観光客で賑わっています。