収納グッズは素材感にこだわって
料理が好きで人を招くことも多いという妻のKさん。オープンタイプのキッチンは、見るからに使い心地が良さそうです。Sさんによれば標準的なタイプのキッチンなのだそうですが、ダイニングとの間にあるカウンターはSさん仕様。両面から使えるキャビネットはアクタスの製品を使い、その上に人工大理石の天板を載せたという苦心作です。ダイング側には食器、キッチン側には道具を収納。さらに、そのカウンター脇に置いたIKEAのゴミ箱がピタリとマッチしていて、偶然とは思えない選び抜かれた組み合わせになっています。ダイニングから眺めるキッチンはホワイトを中心とした色使いで、ともするとクールな印象を与えがち。ところがSさん宅は、まるでわが家のようにくつろぎたくなる雰囲気があります。Sさんによれば、プラスチック製品を置かないようにしているとのこと。視界に入るアイテムの多くは、木製をはじめ天然素材のものが中心で、調理家電と食材を置いている棚を筆頭に、収納グッズも落ち着いた佇まいに。よそよそしさがなく、食材などをまとめたバスケットが並んでいることで、生活感が程よい加減に調節されています。
玄関に入った時から気になっている収納も公開していただきました。