コンパーテス ショコラティエが本格派LAダイナーをプロデュース!
2013年4月18日、東京・京橋にまたしても新スポット「東京スクエアガーデン」が開業しました。その1階にオープンした「Grahm's Cafe -Los Angeles-(グラムズカフェ -ロサンゼルス-)」は、L.A.の有名ショコラティエとシェフによる西海岸テイストのアメリカンダイナー。店内は、同店オーナー兼ショコラティエのジョナサン・グラムが生まれ育った西海岸のロケーションを再現したスタイリッシュな空間で、オープンテラスもあります。1950年にロサンゼルスで創業したチョコレート店「コンパーテス ショコラティエ」は、ニコール・キッドマンらハリウッドセレブを顧客に持つ人気店。同店では、そのオーナー兼ショコラティエ、ジョナサン・グラム氏が初めてケーキをプロデュースし、アメリカンテイストのデザートを提供しています。
お料理は、若干28歳にしてレーガン大統領就任晩餐会の総料理長を務めた山本秀正シェフがプロデュース。さらに、元日本テレビアナウンサーでフリーアナウンサーの宮ざき宣子さん(『ざき』は「崎」の右上が「立」の漢字)が皿と紅茶をセレクトし、フリーアナウンサーでワインジャーナリストの柳沼淳子さんがワインをセレクト。さまざまなジャンルのプロがコラボし、高いクオリティーを提供しています。
アメリカの政財界やセレブを魅了する山本シェフの料理は、お肉やお魚を贅沢にグリルしたメイン料理をはじめ、L.A.らしさを持ちながらも、日本人も楽しめるオリジナリティが特徴です。タスマニア産のサーモンを粗塩で5時間マリネしたものも、とろける食感を引き立てるように皮面をパリッと焼き上げ、ハーブ入りのサワークリームが添えています。この日の季節野菜サラダは、アンチョビのコクがあるビネグレットでした。
カニの身をたっぷり使い、玉子やパン粉を加え小麦粉をまぶしてカリっと香ばしく焼かれています。タルタルソースにはリンゴを加えているのがポイントで、フルーツの甘さと爽やかさがプラスされています。
アメリカの家庭料理ですが、牛肉のひき肉にたっぷりの玉ねぎとマッシュルームを加え、味付けはメキシカンぽくスパイスを効かせたところが、山本シェフ流。しっかり焼き込んだパイ生地とのバランスも良く、赤ワインがすすんでしまう一皿でした。
ピザ生地ではなくチャバタ生地を用いているので、厚みのある生地が特徴のパンピザです。サラミ、チョリソーなど4種を使い少しスパイシーな味になっているので、ついつい後を引いてしまう味わいです。
アメリカンビーフを豪快にグリルしたもので、豪快なビジュアルには思わず歓声が上がります。焼き加減が絶妙なので、赤身肉なのに柔らかで噛むほどに口の中に旨みが広がります。驚くほどなめらかでクリーミーなマッシュポテトを添えて食べると、さらに贅沢な味を楽しめます。