ひとめでわかるルックスを踏襲しつつ大幅に進化
日本でも人気を博した「ニュービートル」のあとをうけ、2012年4月に発売された新世代ビートルの第2世代モデルが、「ザ・ビートル」と改名されたのはご存知のとおり。そのザ・ビートルの発売から約1年、クローズドルーフモデルに加えて、2013年3月に待望のカブリオレが発売されました。日本に導入されるのは、エクステリア各部にクロームのモールを配したり、レザーシートを標準装備した上級仕様の1グレードのみで、ベースモデルのレザーパッケージに対して72万円高となる、375万円の価格設定となっています。
遊び心に満ちたインテリアは、インパネやステアリングホイールトリム、ドアトリムをボディ色とコーディネート。内装色はボディ色との組み合わせによってブラックかベージュとなる
それでいて、ひとめでビートルとわかる愛らしいルックスを踏襲しながらも、周囲にLEDを配した丸いバイキセノンヘッドライトを持ち、ボディサイズのわりに外径の大きなタイヤを履き、それを覆う丸いフェンダーアーチなどが与えられた特徴的なエクステリアは、よりワイド&ローフォルムになり、前身のニュービートルに対して、ちょっとスポーティな雰囲気を身に着けました。このスタイリングを見ただけでも「欲しい!」という人は大勢いることでしょう。そしてそこに、さらにオープンカーとしての魅力が加わったのが、「ザ・ビートル カブリオレ」です。
トランクルームスペースはニュービートル カブリオレに対して24リットル増となる225リットルの容量。リアシートは分割可倒式となったおかげで長尺物も積めるようになった