北欧で始まった予防医学「バクテリアセラピー」
「菌」と聞くと、汚い! 避けたい! 乳幼児には触れさせないようにしなくては! などと心配してしまいませんか?ところが、ヒトの体に住んでいる菌とうまく付き合おうと考えた「バクテリアセラピー」がヨーロッパを中心に広がっています。BioGaia社が推奨する「バクテリアセラピー」は、善玉菌である乳酸菌(L.ロイテリ菌)を摂取することにより、体内の菌のバランスを整えていきます。L.ロイテリ菌は世界ではすでに1996年から70か国43億食以上の摂食実績があり、日本でも2007年から推奨をスタートした安全な予防医療です。
L.ロイテリ菌 (パッケージの変更があります)
妊娠中・妊娠前からできる赤ちゃんのための体づくり
妊娠する前、または妊娠中に、母体内の菌質を良くしておけば、赤ちゃんは善玉菌優位な環境で育つことができます。また、妊婦中に摂取することで、母乳の質(乳質)もよくなることが分かっています。乳質のよい母乳で育った赤ちゃんは、その後、アレルギー疾患の発症率が低いなどの報告もあります。乳酸菌は病気を遠ざける
乳酸菌L.ロイテリ菌で自己免疫力をUP
体内菌質を調節する方法はいたって簡単! 子供1日1粒100円の乳酸菌
1日1錠2週間の摂取で虫歯の原因菌は80%も減少し、3ヶ月摂取すると細菌性やウィルス性の感染症の発症率の抑制、1年継続摂取でアレルギーの湿疹面積が57%減少したという実績があります。
乳酸菌は、お薬とは違いますので、飲んですぐに症状を緩和するわけではありませんが、継続して摂取することで、体に優しい方法で未然に病気を防ぐことができます。また、長期的に使用することで、免疫力を高め、善玉菌優勢の健康的な体内環境にすることができます。
体内には大人で約2kg、約500兆個の常在菌がいます。常在菌には「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」と3つに分けられます。これらの菌の割合はほぼ決まっており、体調や環境により「日和見菌」が「善玉菌」もしくは「悪玉菌」どちらに優勢に働くかで、体内菌質が変わります。L.ロイテリ菌は善玉菌であり、「悪玉菌」が増えるのを抑制する力をもっています。体内で善玉菌を増やしながら、菌質を変えることで体質を変化させていくので、実感するまでには時間がかかることもあります。