<目次>
女性は強いオスに惹かれる…オスとしての「強さを裏付けとした自信」
仕事もすごい、仕事を取り去ってもすごい、セクシーなオーラを身に纏おう!
人間だって例外ではない。
ここで女性のホンネを紐解こう。女性は男性に以下の2つの要素を求めている。
1つは「男の精神的、肉体的な強さ」。そして2つ目は「社会的な強さ」である。「精神的、肉体的な強さ」は「男らしさをあらわす強さ」と言える。「社会的な強さ」は「仕事の成果などによって得られる収入・生活力」などの強さである。この2つのバランスの良さが「大人のいい女」の心を射止める。あなたはどうか? オスとしての「強さを裏付けとした自信」は足りているだろうか?
仕事上々、学歴も上々なのに「出会いの場所」でオドオドする男
私はオフタイムにおいて様々なフィールドに足を運ぶ。洗練された肉食男子と艶やか美女が集まる最先端のクラブ、あるいは知人の集まり、パーティなどを時間を見つけては楽しんでいる。そこでいつもあることに目を見張る。肩書きは良く、収入も悪くない、学歴だってある男性。彼らがパーティや、合コン、あるいは初対面の男女が集まる「遊び場」で「オドオド」している様を見かけるのだ。
厳しいことを言うが、それはきちんと「遊んでこなかったツケ」
「そういう場所」に友人の誘いで「間違ってきてしまった感」はたしかに気の毒ではある。少々心配にもなる。しかし厳しい目で見ればこれは「自分磨き不足のツケ」とである。肩書きは立派なのだが、楽しい会話展開ができない。堂々とも振る舞えない。その場を愉しむための「発信器」も「受信機」も持たない。仕事に没頭するあまり「遊び心」を忘れてしまった。あるいは青春の過程でもそういう「人間力育成」を自らに課さなかった人々だ。女性が冷めたい目になっている。女性が気を遣って話題を振る。なんとなく会話が成立しているような空気。
しかし内心は……
「何をはなしていいかわからない」
「どうふるまっていいか居場所がない」
「場違いで苦しい」
、と、恐怖のオンパレード。
もういちど厳しいことを言うが、すべてはきちんと「遊んでこなかったツケ」である。
仕事はできても収入は高くても、それだけでは「いい女」との恋はできない。逆に「肩書きはいいけどね~」「お金持ちだけどね~」と“けどね男”扱いをされてしまう。しっかりオフの自分の「遊び力」を磨くのも「大人男の教養・マナー」そして「生きる力」の修養なのである。
肩書き関係なく遊び場で自信満々な魅力男は最強
仕事は上々、なのに遊び場で挙動不振な男を見た女性はこう思う。「対社会的な強さ」はあるけれど「男としての精神的、肉体的な強さ・魅力」は不得意科目なのね……。「ただのいい人」となり 「2回目のない男」となるのである。心当たりのある人はとにもかくにもしっかりオフの「遊び力」も磨いてほしい。ここで自信ありげに見せようとして仕事や学歴の自慢をしてしまってはいけない。丸裸の、素の魅力を磨くべしということである。
肩書きがあっても、それを自分からは言わず「その身ひとつ」でその場の女性を愉しませられる男こそが最強である。彼らにとって、肩書きなどはオプションのようなものである。肩書きなどには最初から頼ってはいけない。肩書き頼りの習慣がどんどん「男のモテオーラ」を弱体化させるからだ。
自分のシンボルが「収入」と「出身校」と「社格」と「職位」しか思い浮かばない方はとくに注意したい。「たとえ居場所がなくても、トークが滑っていても自分からは肩書きの過剰アピールしない」そう誓って欲しい。それ以外の話題で笑いをとる。感動させる。楽しいと感じさせる訓練をしてほしい。
「自分本体の魅力」を鍛えて「自信オーラ」を醸し出すアクション
さて、ではここから本題に入ってゆこう。以下に「自分本体の魅力」を鍛えあげ、女心に刺さる自信オーラを磨く方法を記載した。参考に「エクササイズ」して頂ければ幸いである。それではさっそくいってみよう。■自分を会社の一部と思わない。会社が自分の一部であると考える。
会社の歯車と思うとセルフイメージは閉塞感に溢れてしまう。会社を「自分の人生の一部に過ぎない」と思えば、壮大な気分になる。そのバイブスは「自由を纏った雰囲気」となり、かならず“醸し出される”。
「自分本体の魅力」を鍛えて「自信オーラ」を醸し出すアクションの続編、続いていってみましょう。
■異性との出会いの場所では「仕事と自分」を切り離す
たとえ命をかけた仕事をしていても、出会いの遊び場ではそれを切り離し、一人の男になる。仕事の話題はあまりしない。「仕事以外の話題」でいかにハートが掴めるかを繰り返し訓練する。聞かれたら短く答える。話題がないからと言って、仕事に偏って長々とよくわからん話をしないことだ。
■オフタイムで本気のセルフブランディングをする
自分らしい魅力を輝かせ、オーラを出すには「好きな事」「憧れ感」を感じることに身を投じ、没頭するのが良い。そうすると内面からのオーラが立ち上る。体を鍛える。楽しいスポーツをする。音楽やダンスにハマる。とびきり私服をお洒落にするなど、オフをもう一つのステージだと思い、一から「遊び時間の自分」をピカピカに育てる。遊びを通じて脳内にドーパミンを分泌させればオーラは自動的に漂う。
■魅力的な男友達を増やす、つなぐ
魅力男の自信は、魅力男との付き合いの中でさらに身に付く。「誇れる群れ」への帰属意識が自信をしっかりチャージしてくれる。「ヘタレ」「ポンコツ」の群れにいれば、そのバイブスに感染し、自信は吸い取られる。女性の尻ばかり追わずに男友達に磨かれることも大切だ。とはいえ磨かないとには魅力男の群れには到底入れない。最低限のオシャレぐらいは心掛けたい。
■いい女とはまず「友達」になる
モテない男に限ってすぐに「美人」を特別扱いし、アイドルのように崇め、すぐに神格化してしまう。そうではなく突然お茶に誘うくらいの「ついで感」が必要だ。そしてさらりと「友人関係」になることである。これを繰り返せばそのうち周囲に美人の女友達がたくさんいる状態になる。最後は一番自分にぴったりな人と自然に恋に落ちればいい。いい女に、しっぽを振りすぎてはいけない。ただの「ファン」になるな。美人が来たぐらいで浮き足だ立たない対人態度を身に付けよう。
■洗練された出会いの場所に「行く」「行く」「行く」―-緊張が麻痺するまで
「こんなオシャレな店、俺なんかが入っちゃいけないんじゃない?」そう思うことが多い男性は用心したい。この手の人はたいてい「美人」を見て狼狽える。洗練空間、洗練人間は自分には合わない――そんな思い込みをもっている。とにかく緊張しようが「麻痺」して痛みを感じなくなるまで、洗練された出会いの場所に行きつづけるしかない。体がなじむまでひたすら行き続けよう。
さらに「自分本体の魅力」を鍛えて「自信オーラ」を醸し出すアクションの続編、いってみましょう!
■遊びを通じた「対人力」を磨く
プライベートで「仕事での対人態度」のまま異性に接するとたいていは失敗する。とくに堅い職業の方は用心したい。ぎこちない空気になってしまうのは避けたい。クリエイティブ、エンターテイメント業界の人なら一部「仕事中」の物腰はプライベートでも女ゴコロに刺さる。しかし万能ではない。遊びの世界での対人力は仕事でのそれとは基本は別物。全くの別競技と考える。ゼロから自分をつくりあげるつもりでOFFでの対人力を磨こう。
■好きな仕事ができるよう挑戦してみる
「自分にあった仕事をみつければ自信が身に付き、フェロモンが吹き出し、女性を魅了するリズム感が身に付く」―――これは事実である。私も実験済みだ。実は昔「やりたくない仕事」「つまらないと感じる仕事環境」に身を置いた時、自分らしい輝きを失いかけたことがある。「仕事のせいで色あせたね(笑)」そう友人に忠告され、はっと気づいたことがある。確かに鏡の中の自分はヘタレになりかけていた。
仕事が楽しくて常にドーパミンが出ている人は自信ありげに見え、快活な物腰にも見える。面白がって生きるそのバイブスからは「女を惹きつけるオーラ」が立ち上る。とはいえ転職はそう簡単にできない。まずはオフタイムに自分の「DREAM WORK」をやってみればいい。好きな仕事でドキドキすることであなたのオーラは変わってゆく
最後までお読み頂き感謝申し上げたい。しかし読んだだけではなかなか自信オーラは醸し出すことは難しい。行動をし、自己肯定をし、そしてまた行動をこころがけ、幾度となく自己肯定をする。そういう瞬間を1ミリづつ重ねて頂ければと思う。エラそうなこと書いているが私自身、その道の途中、正直まだまだである。来年はもっと自信に満ちた艶やかオーラを醸し出したいと思っている。
本連載を通じて共に男磨きをがんばってゆければ幸いである。
【関連リンク】
折れない自信をつける48の習慣(ガイド潮凪洋介著書/ダイヤモンド社)
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