学費・教育費/学費・教育費の平均データ

ライフイベントにかかるお金と教育費のバランス術(2ページ目)

小学校入学と同時に家を購入するご家庭も多いもの。これからかかる教育費を準備しながら、住宅ローンを繰上げ返済していく場合、一体どちらを優先すればいいものなのでしょうか。また、車の買い替えや旅行などのライフイベントとのバランスの取り方も考えます。

鈴木 さや子

鈴木 さや子

学費・教育費 ガイド

家計管理や教育費、子どものマネー&キャリア教育をテーマにセミナー講演や執筆などで活躍中。また、女性のお金&キャリアに関する不安をなくすべく、相談も随時お受けしています。子育て・家事・仕事に頑張る女性のライフプラン作りをサポートします。iDeCoのサポートもしています。

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【バランス術その2】その上で住宅ローンについて見通してみる

教育費が毎月どのようにかかっていくかを把握した上で、住宅ローンをどのように返していくかを考えましょう。ローンの組み方によっても、今後のお金の配分に対する優先順位が変わってきます。まずは、今後どのようにしていきたいかを一度書き出してみるとよいでしょう。考えの一例を挙げてみます。
タイプ別考え方の一例

【表2】※クリックで拡大します※住宅ローンのこれからについて考えてみよう


表2のように、心に問いかけ書き出すことで、教育費を捻出した上でどのようにローンを返済していけばよいか整理することができ、今後のマネープランを検討できるのではないでしょうか。

【バランス術その3】ライフイベントのお金について書き出してみる

住宅ローン以外にも、車の買い替えや旅行、介護、老後といった様々なライフイベントが存在します。これらに関しても、何年後にいくらくらいかかるかを書き出してみましょう(表3)。
ライフイベント表の一例

【表3】※クリックで拡大します※いつ、いくらかかるかを書いてみよう


教育費→住宅ローンなど、債務のお金→その他のライフイベントの順番で、かかる時期とお金と優先順位を整理していくと、バランスのよいお金のかけ方が見つかるかと思います。ただし、必ず手元には緊急予備資金として、手取り月収の半年分程度の現預金は残しておくことをおすすめします。


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