イベント費と教育費どっちを優先する?
【バランス術その1】まずは教育費について長期的に見通してみる
子どもがいる限り、高校卒業か大学(短大や専門学校も含みます)卒業までかかる教育費。総額を知るも必要ですが、大切なのは、次のことです。・ いつまで毎月の家計から捻出していけるか
・ 一時的に大きな金額が必要になるのはいつでいくらくらいか
・ その時のための貯金の仕組みはできているか
そのために、まずは進路によってどのくらい教育費がかかるものかチェックしておきましょう。
表1は該当期間の平均値となりますが、一時的に大きな金額が必要になるのは、受験と入学が絡む時期(小6~中1・中3~高1・高3~大1)であり、記載金額よりも高くなります。特に大学進学時には、初年度納付金と合わせて200~300万円用意しておくと安心です。また、大学に関しては進む学部によっても大きく金額が異なり、医歯系に進む場合は、倍以上金額が異なりますのでご注意ください。
次ページでは、バランス術その2・3を見ていきましょう。