パンを主役にしたサンス・プレート

サンスプレート。本日のパンの盛り合わせ

サンスプレート。本日のパンの盛り合わせ

11時半から始まるランチメニューは「サンス・プレート」。パンを主役にスープ、サラダやマリネなどがついていて、4種類から選べます。

わたしが最初に訪れた時に注文したのは本日のパン盛り合わせ(950円)。スライスされた3種類のパン(その日はイングリッシュマフィン、リュスティック、カンパーニュ)にスープとデリがつきます。リュスティックとカンパーニュには切りたての冷たいバターがのせられていたのですが、そのバターに目が釘付けに。なぜならばそれは見たこともないほど薄く薄くスライスされていたからです。

「これは糸で切るのですか?」と聞くと「スケッパーです」とのこと。イングリッシュマフィンのようなトーストにはバターは溶けて生地にしみ込んだところがおいしいものですが、トーストせずにいただくハード系のパンの場合はつめたいバターが口のなかで溶ける時がおいしいのです。この表面積の多い薄さ、パンとバターそれぞれの甘味(うまみ)を引き出すような絶妙のバランスでした。

自分でもやってみよう、と思う、その感じ。「自由ということでしょうか。パンを買って帰る方がどのように食べているかわからないですが、ここで体験したことで、こういうこともできるんだ、と合わせ方、楽しみ方を広げてもらいたいと思っています」菅井さんは言います。
きんぴらサンドイッチのサンスプレート

きんぴらサンドイッチのサンスプレート

たとえば根菜のきんぴらサンド(1100円)。カンパーニュにはきんぴらごぼうと自家製の豆腐マヨネーズと海苔が挟まれています。調味料も自家製のものや伝統製法のものを使っているとのこと。和のおかずの味噌、醤油など発酵、醸造系の香りにカンパーニュのクラストの香りがとてもよく馴染みます。
ひとつひとつ丁寧に淹れるハンドドリップコーヒー

ひとつひとつ丁寧に淹れるハンドドリップコーヒー

ほかにはサーモンやツナのタルティーヌ、パルマ産生ハムとグリュイエールチーズのサンドイッチなどがあります。おかずや具によってパンを切る向き、スライスの厚みなどを変えているそうですが、こうしたあたりまえなこと、些細なことによっておいしく仕上がっている、ということに気づかされるひとときです。
スコーン

スコーン

窓際にはカウンター席

窓際にはカウンター席