バリエーション豊かな寒天料理
ボリューム感たっぷりの「お野菜と寒天が食べられる週替わりのせいろランチ」(1,000円)。すべてに寒天が使われています。
今回ガイドがいただいたのは、「お野菜と寒天が食べられる週替わりのせいろランチ」(1,000円)。まずは、食前に温かい生姜ジュレからスタート。寒天を使っていますが、とろーりと口当たりもなめらかなジュレで、ほんわかとおなかが温まる気がしました。
メイン料理の「干し野菜のせいろ蒸し」は、旬の新鮮な野菜を使用しますが、あえて軽く干すことで旨味が凝縮されています。香ばしいごまだれでいただきました。
オムレツやサラダ、和え物、豆腐、寒天の個性を活かして様々な食感が楽しめます。
ごはんとおみそ汁、そして最後にプチデザートに寒天のフルーツハーブティーソース、といった盛り沢山なコースでした。
寒天を知り尽くしたプロの技
店内には、様々なタイプの寒天が販売されています。
またごはんを炊く時に寒天を入れて炊くとコーティングされてつやつやに仕上がるのだそうです。このような一見なにげない料理にも、寒天の個性を活かした工夫が幾重にも施されていると感じられました。
100種類にものぼるさまざまなタイプの寒天を知り尽くし、料理に合わせて使いこなせるのは、さすが長年寒天と付き合ってこられたプロならではの知恵と技です。店内では、さまざまなタイプの寒天が販売されているので、気に入った料理の使い方を教えてもらえます。
「寒天わらび餅コーヒー風味」やなめらか寒天プリンなどのスイーツも人気です。
また寒天を使ったスイーツも人気で、ロイヤルミルクティーを卵もゼラチンも使用せずに寒天で固めた「寒天なめらかプリン」や、ドリップコーヒーを寒天とわらび粉で練ったもちもちした食感の「寒天わらび餅コーヒー風味」は、かふぇはもちろんショッピングセンターなどのイベント等で販売すると、たちまち売り切れるほど。
珍しい寒天専門のカフェということで、電車やバスを乗り継いでこられるリピーターになられるお客様も増加中です。