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外資は若手もリストラするのか(2ページ目)

外資系企業では、「専門キャリア」がシビアに評価されますので注意が必要です。自分の仕事を一貫性のある「キャリア」として語れるかどうか、これこそが将来リストラされるか、それとも生き残れるかの分かれ道になります。

小松 俊明

執筆者:小松 俊明

転職のノウハウ・外資転職ガイド


「キャリア」が足りないと若手でもリストラされる

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リストラは年齢に関係ない

さて会社にとって利するところが少ないとみなされたら、そうした社員はリストラされるということが、今や全国いたるところで既成事実化しています。「日本の法律では、社員を解雇しにくい」と繰り返し言われてきましたが、それは何の気休めにもならない時代になりました。企業も業績悪化で追い込まれており、企業経営者の価値観にも変化が生まれています。もうリストラのなかった時代に逆戻りすることはないのでしょう。

これまでリストラの呼び声がかかっていたのは、主に能力が花開かなかった中高年社員というイメージがありました。しかし、今後は必ずしもそうした社員だけが対象とは限らないのです。やりたい仕事がないなどと言って腐っていると、若手にもかかわらず、突然会社からリストラされるなんてことが、まったく珍しいことではなくなっています。

会社としても、今後とも成長が見込める社員なのか、それとも成長が頭打ちで、すでに保身に走る傾向が見えるのか、そこがリストラされるか会社に残れるかの分かれ目であり、会社もその判断をするタイミングが明らかに若年化していることは確かなことなのです。
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