編み方の種類!棒針・かぎ針・アフガン針
よく知られているのが「棒編み」「かぎ針編み」です。普通の方はここから入門するのが多いようです。編み物の基本の道具。左から(棒針、かぎ針、アフガン編み)
素材も色々なタイプがあります
棒針編みは、2本以上の単なる”棒”を使って基本になる表目、裏目で構成して編み地を創ります。
一本の針で色々な模様が作れます
かぎ針編みは、先端に糸をひっかける”フック”があって、鎖編み、細(こま)編み、長編み等で模様を作っていきます。
1本で2つの道具の機能を持つ
棒針とかぎ針を合体させたがのアフガン編み(チュニジアンクロッシェ)で、昔は編み地が畳状になるので”たたみ編み”とも呼ばれていました。
編み方の種類は他にも……日本ならではのアイディア
その他にも、日本人の器用さ、アイディアで”魔法の一本針””ストレッチ針””ポス針”も新しいテクニックとして開発されています。今は人口も減りましたが、日本の編み物文化に大きな影響を与えた”手編機”もあります。
私が機械編みを始めたころはテレにCMで三浦友和さんが編んでましたっけ。昭和40年代は毛糸メーカーのコマーシャルがたくさん流れていた時代でした。
いつの間にか安価で手軽な既製品のニットが海外から大量に入って、一針、一針はどこへやら……。
手編みもすっかり過去のものへと姿を変え、家庭形態も変わって、手づくりを次の世代へ伝えることも少なくなってしまいました。
道具がなくても編み物は編める
そんな中、篠原くにこさんが提案したのが”ゆび編み”です。道具は自分の手だけ。子供、男性、初心者にも簡単にマフラーが短時間で編める手軽さが大ヒットして、私も各地の講習会で多くの方々にチャレンジしていただきました。
世界一、たくさんの種類がある日本の編み物、楽しんでみては?
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