レース編みのアクセサリーの作り方！かぎ針で手作りする材料と作り方

かぎ針でレース編みアクセサリーの作り方！ペンダントとイヤリング

編み物というとお洋服やマフラーなどのイメージですが、アイデア次第で色々楽しめるのも手作りの醍醐味です。アクセサリーはその中の1つです。

十数年前、ある会社さんから「私のデザインでアクセサリーを…」と依頼がありました。レース糸で編んだ花モチーフの中心に本真珠をあしらった指輪は、手作り感が強すぎたのか、残念ながら販売が難しかったようです。そんなことを思い出しながら、今回はペンダントとイヤリングの提案です。
カラフルなレース糸で編むプチモチーフをアクセサリー金具にボンドで貼付けるだけで、アクセサリーに変身。花は小さい方が繊細で可愛いのですが、編みやすさを考えて甘撚り20番のレース糸を使っています。
 

かぎ針でのレース編みアクセサリーの作り方……材料・手順

【材料】 オリムパス エミーグランデ（ビジュー）少々
ペンダント用金具
イヤリング用金具
手芸用ボンド
※金具類や手芸用ボンドは手芸展やビーズ・アクセサリー用品店で販売しています。

【用具】
かぎ針2/0号
とじ針
はさみ

【記号図と制作の流れ】 「わの作り目」をし、鎖編み、細編み、長編み、中長編み、引き上げ細編みで1～6段めまで順に編み進めます。（イヤリングは3段めまでで仕上げる）仕上げたモチーフを金具にボンドで貼り付けて、完成です。
 

レース編みアクセサリーの作り方

1. 「わの作り目」をします。糸端10cmを残し、人差し指に3周巻き付けます。

2. 人差し指を抜き、輪が崩れないように持ちながら、かぎ針を通します。

3. 糸をかけ、矢印のように引き抜きます。

4. もう1度糸をかけて、引き抜きます。

5. 1段目を編みます。記号図にしたがい、立ち上がりの「鎖編み」を1目編みます。

6. 「わの作り目」を拾いながら、「細編み」を2目編みます。

7. 「鎖編み」を4目でピコットを編みます。

8. 6の「細編み」の頭1本と足1本を拾います。

9. 糸をかけて、すべてのループを引き抜きます。

10. ピコット部分が完成しました。

11. 6～10をあと5回繰り返し、1周します。最後のピコットが完成したら、ループを大きめにつくり、かぎ針を外します。

12. 最初に残した糸端を引っ張り、「わの作り目」を縮めます。

13. 11で作った大きめのループに、再びかぎ針を通し、ループのサイズを元に戻します。

14. 記号図にしたがい、1段めの細編みの頭2本を拾います。

15. 糸をかけて引き抜きます。1段めの完成です。

16. 2段めを編みます。記号図にしたがい、立ち上がりの「鎖編み」を1目編みます。1段めの細編みを拾う「細編み」を1目編みます。

17. 「鎖編み」を2目編みます。

18. 記号図にしたがい、「細編み」1目、「鎖編み」2目をあと5回繰り返し、1周します。

19. 立ち上がりの鎖編みを拾います。

20. 糸をかけて「引き抜き」をします。2段めが完成です。

21. 3段めを編みます。立ち上がりの「鎖編み」を1目編みます。

22. 2段めの鎖編み2目をすっぽり拾います。糸をかけて「細編み」を1目編みます。

23. 22と同様に2段めの鎖編み2目をすっぽり拾い、「中長編み」「長編み」を編みます。

24. 続けて「中長編み」「細編み」を編みます。

25. 記号図にしたがい、22～24をあと5回繰り返し、1周します。

26. ループを大きめにします。

27. かぎ針を外し、1目めの細編みの頭に裏側から針を入れます。

28. そのまま編み地を裏返し、26のループを拾います。

29. ループを引き出します。3段めが完成です。イヤリング用のモチーフの場合は、3段めまでで糸始末をし、ボンドで金具に貼り付けます。

30. 編み地は裏側のまま、4段めを編みます。立ち上がりの「鎖編み」を1目編みます。

31. 「引き上げ細編み」を1目編みます。記号図にしたがい2段めの立ち上がりの鎖編みと細編みをすっぽり拾います。

32. 糸をかけて矢印のように引き抜きます。

33. もう1度糸をかけて、矢印のように引き抜き、「細編み」にします。

34. 「引き上げ細編み」が完成しました。

35. 記号図にしたがい「鎖編み」を4目編みます。

36. 2段めの細編みをすっぽり拾い、「引き上げ細編み」を編みます。続けて「鎖編み」を4目編みます。

37. 36をあと4回繰り返し、一周したら、ループを大きくしてかぎ針を外します。

38. 4段めの細編みの頭に裏側から針を入れます。

39. そのまま編み地を裏返し、37のループを拾います。

40. ループを引き出します。4段めが完成です。

41. 5段めを編みます。立ち上がりの「鎖編み」を1目編みます。

42. 記号図にしたがい、4段めの鎖編み4目をすっぽり拾いながら、「細編み」「中長編み」「長編み（3目）」、「長編み」、「細編み」の順で編みます。

43. 42が編み終わったところ。3段めの裏側に、花びらが出来ます。

44. 42をあと5回繰り返します。

45. 糸端を10cm残してカットし、引き抜きます。

46. とじ針に糸端を通したら、1目めの細編みの頭に通します。

47. 表側から、最後の細編みの頭（糸が出ているところ）に戻します。裏側で何度か糸を通して始末します。

48. 編み始めの糸端も始末し、モチーフの完成です。

49. ペンダント金具に手芸用ボンドを流し込みます。

50. モチーフを貼り付けます。（ボンドの種類によっては、すこし乾かしてからモチーフを置いた方が貼り付けやすい場合があります。）

51. ボンドが乾いたら、完成です。

52. イヤリング用のモチーフは、ペンダントと同様の編み方で3段めまで編み、仕上げます。

53. 手芸用ボンドで裏面にイヤリング金具を貼り付けます。

54.
ボンドが乾いたら完成です。
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