コスチュームジュエリー/ブローチ

アンティークブローチの素材と技巧(4ページ目)

ブローチは身だしなみからトレンドファッションとしても広く利用されるアイテムなので、デザイン性や用途も様々に発展しています。中でもアンティークならではの素材やその素材を活かした技巧を紹介します。これらの素材と技巧で様々なアクセサリーが作られています。

執筆者:渡辺 マリ


■エマイユ
英語でいうエナメルのことで、日本では七宝の技法です。

金属の表面に絵やデザインを施した後、ガラス釉をかけて焼きつけて仕上げるもので、ツヤの良さを特徴とした工芸技術です。

周囲に施されているのがエマイユ

周囲に施されているのがエマイユ



ガラス釉に様々な色をつけ、色つきのガラス釉で絵を描いて焼き付けるもので、彫りやモザイクとは違う滑らかで艶やかな仕上がりの作品となっています。

色も自由に作れるので花や鳥、動物、肖像などのモチーフを多彩な色で表現されています。


【特徴】
素材:ガラス釉
技法:エナメル


次は「ピクウェ」を紹介します→


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