日帰り旅行/大阪発の日帰り旅行

芭蕉と忍者の故郷 三重県「伊賀上野」

三重の「伊賀上野」は大阪から1時間30分で行くことができる、日帰り旅行にぴったりな場所です。日本一の高石垣で有名な「伊賀上野城」、松尾芭蕉の生家、伊賀流の忍者の里、鍵屋の辻など見どころはたくさんあります。また伊賀鉄道を利用すると、松本零士さんがデザインした忍者電車に出会えるかもしれません。

水谷 哲也

執筆者:水谷 哲也

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大阪から1時間30分のアクセス

 

 

近鉄を利用なら上本町駅から近鉄で伊賀神戸駅へ。伊賀神戸駅で伊賀鉄道に乗りかえ。いろいろな車両が走っていて、なかには松本零士の忍者電車が走り横には猫が描かれています。伊賀鉄道に乗ると懐かしいフォークソング、西岡たかしの上野市(うえのまち)に出てくる桑町、茅町、広小路の駅名が出てきます。もう少し揺られると上野市駅に到着。(約1時間30分、片道2,330円)

JRを利用ならJR難波駅から大和路線で加茂駅へ、加茂駅から木津川沿いに走る関西本線に乗りかえ。関西本線では木津川の渓谷や緑のトンネルを楽しむことができます。伊賀上野駅で乗りかえて伊賀鉄道で上野市駅へ出ます。(約2時間、片道1,700円)

日本一の高石垣で有名「伊賀上野城」

 

 

藤堂高虎が大坂の陣に備えた城。石垣の上から堀を見下ろすことができますが柵もなにもないので、高所恐怖症にとってはなかなか近寄りがたい所です。下から見上げる方をおすすめします。

松尾芭蕉の生家が残る

松尾芭蕉を江戸生まれと思っている人が多いのですが、伊賀上野生まれ。29歳になり俳諧で身を立てようと処女作「貝おほひ」を上野天満宮に奉納し江戸へ出ました。上野天満宮近くには松尾芭蕉の生家があり、少し離れた所に芭蕉の門人・服部土芳の蓑虫庵がそのまま残っています。

忍者の里として有名

伊賀といえば、やはり忍者。伊賀流忍者博物館で忍者になることもでき、チビッコに大人気。伊賀上野城などを散策していると忍者姿の子供がよく歩いています。伊賀上野忍者フェスタの期間中、伊賀市の職員は忍者服をまとい、市の窓口業務にあたっています。

日本三大仇討ちの一つ「鍵屋の辻」

曾我兄弟の仇討ち、赤穂浪士の討ち入りに並ぶ日本三大仇討ちの一つが鍵屋の辻の決闘。剣豪 荒木又右衛門&渡辺数馬 VS 河合又五郎の戦いで、江戸へ向かう河合又五郎を鍵屋の辻で待ち構え見事、本懐をとげました。


■伊賀上野城
所在地:三重県伊賀市上野丸之内106
電話:0595-21-3148
開館時間 9:00~17:00(入館は16:45まで)
URL:www.ict.ne.jp/~uenojyo/

■伊賀流忍者博物館
住所:三重県伊賀市上野丸之内117
電話:0595-23-0311
開館時間:9:00~17:00(入館受付は16:30まで)
URL:www.iganinja.jp/

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