Windows 8ライクの操作性で使える約675gのタブレット
Surface RTは、10.6インチ(1,366×768 ピクセル)の大画面ながら約675gの軽さを誇る。これまでのWindowsノートPCに比べ、約半分ほどの重さなので、仕事場や家庭内でも気楽に持ち運ぶことができる。Surface RTは、操作性はWindows 8パソコンと同じ操作性が実現されているので、途中までWindows 8パソコンで作業してSkydriveなどのクラウドの保存すれば、外出先でSurface RTに切り替えて作業することも違和感なく行える。
長時間の利用も疲れない! 本体だけで自立できるハンズフリー
ノートPCに比べて軽量なSurface RTだが、動画視聴やWeb閲覧、仕事利用などで使用が長時間にわたる場合、手持ち利用は負担も大きい。Surface RTは背面にKickstand(キックスタンド)を装備しているので、本体を自立させてハンズフリーでの利用が可能だ。外出時も、スタンドなどの余分なアイテムが不要なので、手軽に本体だけを持ち運んで利用することができる。Surface RTの最大の魅力は、キーボードがセットとなっている2種類の純正カバーだ。
Surface RTでスタイリッシュなスタイルを実現するタッチカバー
1つめのタッチカバーは、薄さ3mm、重さ209gと超軽量だ。本体にセットしても、厚さ約12mm、重さ約884gとノートPCよりも軽い。タッチカバーの薄さの秘密は、通常のストロークのあるキートップではなく、感圧式キーボードとなっているところだ。ソフトウェアで提供されるタッチキーボードが、物理的になったと考えればいいだろう。
キーの沈みがなく、キーの打鍵感覚が得られないのではとないかと、使用する前前に懸念もあったのだが、実際に使用してみると予想外に打ちやすい。
キートップが大きいこと、カバーが薄いことでキーを打鍵するとしっかり底打ち感が指に伝わり、打鍵感覚が得られる。ただ、キーの沈みは無いので、押し込むというより、キーを叩くイメージで打鍵すると文字の取りこぼしもなく入力できる。
キー配列は少々特殊で、Fnキーが右側にあるとか、PrtScrが省かれている。
Windows RTは、Windowsキー+PrtScrキーでスクリーンショットが保存できるわけだが、PrtScrキーがないタッチカバーではキーボード上ではできない。スクリーンショットは、本体のWindpwsキー+音量下ボタンを使うことになる。
Surface RTで本格的な打鍵ができるタイプカバー
タイプカバーはタッチカバーと異なり、一般的なキーボードと同じキーを採用したカバーだ。とはいっても一般的なキーボードより薄く、軽いキーボードとなっている。厚みは6mm、重さが約250gで、本体にセットしても厚みが約15mm、重さは約925gと軽量だ。キー配列は、タイプカバーと同じだが、ストロークがある物理キーなので更に打鍵しやすい。
どちらのカバーも、国内向けの日本語化されており、半角/全角キー、無変換キー、変換キー、カタカナ/ひらがなキーが追加されている。また英語版カバーからのファンクション キー (F1-F12)、Windows ショートカット キー、およびメディア コントロールも継承されている。
Microsoft Surface RT