年金制度について昨年さまざまな法案が成立しました。平成25年4月(2013年4月)以降どのような変更や改正があるのか、毎年変更される年金額や保険料額とともに確認していきたいと思います。

年金額は4月時点では変更なし、10月から引き下げ予定 

平成25年4月以降年金はどう変わる?

平成25年4月以降年金はどう変わる?

我々が受け取る年金額は、毎年消費者物価指数を基に4月に見直しが行われています。昨今の「デフレ」の影響から、ここ数年は毎年引き下げられていました。

老齢基礎年金の満額を見ると、平成14年度(80万4200円)をピークに徐々に下がってきています。ここ3年を見ても、
平成22年度 79万2100円
平成23年度 78万8900円
平成24年度 78万6500円
と、下がり続けていますが、今年度(平成25年度)については、昨年同額の78万6500円となりました。アベノミクスの影響があるのかもしれませんね。

通常は、この年金額が1年度間続くのですが、今年はとりあえず9月までということになります。過去下がるべき年金額を特例的に下げずに支給していた時期があり、その「ツケ」を10月から払うことになります。

その「ツケ」とは、1%です。先ほどの老齢基礎年金については、10月から77万8500円となる予定です。

国民年金保険料は4月分から月60円アップ 

一方の払う側については、どうなるのでしょうか?

会社員が加入する厚生年金の保険料については、物価変動に関係なく平成29年度まで毎年保険料率を0.354%ずつ引き上げることになっています。30万円の給料の人であれば、毎月500円ほど天引き額が増える計算です。

自営業者が加入する国民年金の保険料についても、毎年引き上げが行われていました。昨年度は珍しく下がりました(平成23年度の月1万5020円から、平成24年度の月1万4980円)が、平成25年度は月1万5040円と、60円の引き上げとなります。

引き上げの時期ですが、国民年金の保険料は4月分から、厚生年金の保険料は9月分からとなります。

年金額も保険料も物価に連動していますので、アベノミクスで物価が上昇すると、年金も保険料も上がることが予想されますね。

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