アントワープは芸術・文化・商業の一大拠点
15世紀にブルージュから交易中心地としての機能を引き継いで以降、国際都市として確固たる地位を築いているベルギー第2の都市アントワープ。オランダ・ロッテルダムに次ぐ、ヨーロッパで第2位の規模を誇る港湾都市で、最高水準のダイヤモンドの研磨技術を持ち、世界のダイヤモンド原石の5割~8割が集まるダイアモンド取引の中心地としても有名です。
さらには世界的に活躍しているデザイナーを多数輩出している王立美術アカデミーに代表されるファッションの街であり、肉感的でダイナミックな筆致が特徴のバロック絵画の巨匠ルーベンスの故郷としても知られています。
芸術・文化・商業の一大拠点という多彩な顔を持つアントワープは、押さえるべき観光スポットもめじろ押し。
『フランダースの犬』のネロが渇望したルーベンスの大作が飾られている『聖母大聖堂』、巨匠の生活を垣間見られる『ルーベンスの家』、14世紀から現代までのフランドル絵画を所蔵・展示している『王立美術館』(2017年秋まで改装のため休館)、フランダースファッションが凝縮した複合施設『モードナシー』、ダイアモンドのことなら何でもわかる『ダイヤモンド博物館』など、数え上げたらキリがありません。
個性溢れる素敵なブティックも軒を連ね、時間がいくらあっても足りない魅力的な街です。
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■ルーベンスのアントワープ 日帰り観光ツアー
価格:28ユーロ~
言語:英語
所要時間:5時間30分
開催曜日:水・土
催行会社:ブリュッセルシティツアーズ
ホームページ:ルーベンスのアントワープ 日帰り観光ツアー
※このデータは記事公開時点のものです。
※撮影者より許諾をいただいた写真を投稿しています。
撮影者:RussBowling