Deviled eggsの意味って?パーティーフードのレシピ
欧米ではイースターに「復活」を意味する卵料理を食べる習慣があります。特にアメリカで人気があるのはdeviled eggs(デビルドエッグ)です。アメリカ人の家にお呼ばれすると必ず出てくると言っても良いほど、アメリカでは有名なパーティーフードなのです。悪魔なんて怖い名前がついておりますが、ゆで卵の黄身にマヨネーズを加え、白身の器に盛り付けただけの簡単でお洒落な前菜です。名前に悪魔が付くのは、昔は胡椒が効いた辛い料理を悪魔と呼んでいたからだそうです。しかしアメリカ人が作るデビルドエッグは胡椒辛くもなく、とても食べやすいお味でした。ちなみにフランス人はこの料理を、oeuf mimosa(ウフ ミモザ・ミモザの卵)と呼んでいました。黄身の色がミモザの花のようだからでしょうね。デビルドエッグは、イースターだけでなく、ホームパーティーのおもてなし料理としてぜひ作ってみてください。
三色のデビルドエッグ
今回は子供向けのデビルドエッグを3種類作りました。どれもマヨネーズが入っているので色に大差は見られませんが、黄色はカレー味、緑はキュウリ味、赤はケチャップ味です。どれも身近な調味料で簡単に作れ、子供にも食べやすい味になっております。
*黄色のデビルドエッグ(4個分)*
材料:ゆで卵 2個、マヨネーズ 15g、カレー粉 小さじ2分の1、塩コショウ 適量、粉チーズ 適量
1.ゆで卵を縦半分に切ります。
2.黄身だけを取り出します。
3.黄身に調味料を加え、スプーンで黄身をつぶしながらよく混ぜ合わします。
4.スプーンで黄身をすくい、白身に戻します。表面はスプーンで少し平らにします。
5.残りの黄身を絞り袋に入れ生クリームを絞るように黄身の上に絞り出し、お好みで黄身の上に粉チーズを振ります。
*緑のデビルドエッグ(4個分)*
材料:ゆで卵 2個、キュウリ 中サイズ・3cm、マヨネーズ12g、ハーブソルト 少々、イタリアンパセリ 4枚
1.キュウリはおろし金ですり卸します。黄身にキュウリと調味料を加え、絞り袋に入れて同じように絞り出します。お好みで黄身の上にイタリアンパセリを飾ります。
*赤いデビルドエッグ(4個分)*
材料:ゆで卵 2個、マヨネーズ 8g、ケチャップ 8g、パプリカパウダー 適量
1.黄身にマヨネーズとケチャップを加え、絞り袋に入れて同じように絞り出します。お好みで黄身の上にパプリカパウダーを振ります。
*写真のように卵をラッピング用の紙パッキンの上にのせる時は、必ず卵の下に小さく切ったオーブンシートを敷き、直にのせないようにしてください!
材料にツナやチキンを加えると豪華な前菜になります。また生クリームを加えると滑らかで小さな子供にも食べやすくなります。マヨネーズが苦手な方は、半量をクリームチーズやカッテージチーズに代えてください。大人向けにアレンジするならオリーブ、ピクルス、エシャロットなどを加えてください。お酒に合うおつまみになりますよ。卵はそのままお皿に並べると、つるつる滑って動いてしまうので、白身の底の部分を少し切り取り平らにするか、卵の下にオーブンシートを敷いて、紙パッキンに盛り付けるようにしてくださいね。
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