第81回 もうすぐ春ですね
この1月2月、ぼくはモーレツに仕事が忙しくて(1年で最も忙しい季節なんです)、終電やタクシー帰り(ヘタすると徹夜になりかねない勢い)、休日出勤とかが続き、休みの日も原稿書きとかダンスの練習とかがあり、本当に大変でした。ダンナはダンナで平日は毎日帰りが遅く(早く帰れる日はジム)、だいたい23時過ぎに帰ってきてちょっとTVを見てお風呂に入ってすぐ寝る、という日々でした。ぼくがタクシー帰りで本当に疲労困憊だった日、ダンナはすでに布団の中でしたが、お風呂をあっためておいてくれたり、ジュースを買って置いといてくれたりして、そんな心遣いにジーンときました。(あと、個人的な趣味ですみませんが、ダンナが「Perfumeの新曲のPV、もう出てるよ~」と言ってパソコンで「未来のミュージアム」のPVを見せてくれて。超カワイイ!って思って、元気が出ました。Perfumeラブ♪)
そんななか、ダンナの誕生日とバレンタインというイベントがありまして。ダンナは「もういいよ、この歳だし」みたいに言うし、ぼくも「今年はバレンタインとかいいからね」と言っていたのですが、結局僕は誕生日にケーキを買って帰り、ダンナもバレンタインにチョコを買って帰って来て、おたがいに「わーありがとう!」みたいな。(あと二丁目のよく行くお店の方たちがダンナの誕生日をお祝いしてくれてうれしかったです、ありがとうございました!)
正直、決してリッチでもないし、ずっと仕事と家の往復みたいな日々が続いていたので、特筆すべきこともないかなあと思いながら書き始めたのですが、振り返ってみれば、こんなにたくさん「よかった」があるじゃないかと。幸せだなあって思います。それに、この冬は二人ともインフルエンザにもノロにもかからずにやってこれたし、よかったよかった、と(そう思って安心してたら、急に熱が……トホホ)
一方、ちょっと悲しいこともありました。毎週末二人でランチを食べに行っていたお気に入りのイタリアンのお店が遠くに移転することになったのです。最後の日、マスターも「ずっと来てくれて、ありがとうね」と言ってティラミスをサービスしてくれて……いっしょに記念写真を撮って、ちょっとウルっときました。
春は出会いと別れの季節(春なのにぃ~お別れですか~)。4月からはまた新しい日々が始まり、新しい出会いもあり、ちょっとずつ景色も変わっていくのかな、と思います。