マカオ/マカオの観光・世界遺産

マカオ・雨の日の過ごし方

年の3分の1にあたる約130日が降雨日というマカオ。もともと雨が多い地域とあって、雨の日でも十分に旅行を満喫できるレジャー施設が充実しています。傘要らずで退屈せずに楽しめる雨の日の過ごし方をご紹介。

執筆者:勝部 悠人

年の3分の1が降雨日というマカオ。雨の日の過ごし方

雨に見舞われた2011年のマカオグランプリ (c) CGPM 大賽車委員曾

雨に見舞われた2011年のマカオグランプリ (c) CGPM 大賽車委員曾

マカオ政府気象局の統計によると、年間降雨日が130.2日(1981~2010年の30年平均)にも上るマカオ。雨が多い季節は3~9月で、月に10日以上雨が降り、中でも6~8月は月の半分以上が降雨日となります。日本の気象庁が発表している同じ30年平均データで最も降雨日が多い石川県でも80.6日、東京で45.1日ですから、マカオでいかに雨が多いかがよくわかります。

人通りもまばらな雨のセナド広場

人通りもまばらな雨のセナド広場

年間降雨日が130.2日といっても、日本のように朝から晩までずっと雨という日はそう多くありません。特に夏季の場合、いわゆるスコール型のまとまった雨が中心なので、晴れや曇りの時間も期待できます。

ただし、マカオにも台風シーズンがあり、台風の影響を受ける期間はずっと雨ということも覚悟しなくてはなりません。台風警報が発令された場合、アクセス手段がなくなり、ホテルからの外出が制限される場合もあります。マカオは台風の発生源に近い位置にあるため、大型の台風がしばしば上陸したり、付近を通過することがあるんです。

マカオの気候の詳細はこちらを参照>>マカオの気候

 

雨の日の過ごし方

せっかくの旅行で雨が降ると気分も盛り下がってしまいがちですが、もともと雨が多い地域とあって、雨の日でも快適に過ごせる遊び方がたくさんあるのもマカオの特徴です。では早速、雨の日でも傘要らずでOK、かつある程度長い時間を過ごせるマカオの楽しみ方をご紹介していきましょう。

大型複合リゾート

屋内レジャー要素が多数揃う大型複合リゾート。写真はヴェネチアンマカオのショッピングモール (c) The Venetian Macao

屋内レジャー要素が多数揃う大型複合リゾート。写真はヴェネチアンマカオのショッピングモール (c) The Venetian Macao

2012年5月に開業したばかりの大型複合施設「サンズコタイセントラル」 (c) Sands Cotai Central

2012年5月に開業したばかりの大型複合施設「サンズコタイセントラル」 (c) Sands Cotai Central

マカオならではの、ホテル、カジノ、ショッピング、レジャー、エンタテインメントなどの遊び要素がギュッと詰まった大型複合リゾート。複数のリゾートが軒を連ねる中、やはり丸一日過ごせる規模の施設はコタイ地区に集中しています。コタイ地区の中でもヴェネチアンマカオの規模が最も大きく、しかも雨に濡れずに館内通路を経由してザ・プラザ、サンズコタイセントラルの両リゾートへの移動できることもあり、オススメ。

コタイ地区ではヴェネチアンマカオ、シティオブドリームズギャラクシーマカオの3大リゾート施設の間を相互に結ぶ無料シャトルバスも運行されており、傘なしでの移動も可能です。マカオ半島ではウィンマカオMGMマカオがショッピングモールを併設し、規模が大きい施設といえます。MGMマカオからはシティオブドリームズへの無料シャトルバスもあるため、コタイ地区へ向かう際の拠点として活用できます。 
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