南北4キロに渡る世界で一番幅の広い道路
ブエノスアイレスに行くと、とかくビックリするのが、南北4キロに渡ってのびている「Avenida 9 de Julio」(7月9日大通り)の広さ、というか車線の多さでしょう。何と言っても片側8車線という、規格外の多さです。もちろん世界で一番幅の広い道路だそうです。アルゼンチンの独立記念日である1816年7月9日にちなんで名付けられたそうで、この通りを行くと、高さ68メートルの真っ白い姿をした塔、オベリスク(Plaza de la Republica)やドン・キホーテ像なども見ることができます。
個人的には、オベリスクを含めた7月9日大通りの景観が大好きで、特に天気の良い日などは真っ青な空に塔の白さが美しく映えます。
たくさんの犬を引き連れて散歩しているドッグ・ウォーカー
そしてこの通りに沿って散歩しているとよく見かけるのがドッグ・ウォーカー。初めてみた時、アルゼンチンには犬の多頭飼い(しかも、バラバラの犬種で7~8匹ほど)している人が多いんだな、なんて思っていたら一緒に旅行していたベネズエラ人の友人に「あれが有名なアルゼンチンのドッグ・ウォーカーだね」と言われました。
どうやら、人様の犬をお散歩に連れて行くという仕事がアルゼンチンには普及しているらしく、飼い主はあまり散歩に行かないのだそうです。色々な仕事があるものだと感心してしまいました。そんな光景を見ながら、南米のパリとも称されるアルゼンチンの街を散歩してみてはいかがでしょう。
■Avenida 9 de Julio(7月9日大通り)
住所:Avenida 9 de Julio,Buenos Aires,Argentina
アクセス:レティーロ駅、コンスティトゥシオン駅から徒歩
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