タイプ2:Uゾーンニキビ
Uゾーンニキビの出来やすいエリア(黄色い部分)
ほとんどのUゾーンニキビは成人してからできることが多いため、「大人ニキビ」とも呼ばれています。このタイプのニキビは、成長ホルモンによりできるものではありません。いくつかの原因が複雑に関与しているのです。
Uゾーンニキビの原因
Uゾーンニキビは、様々な原因が複雑に絡み合ってできると考えられています。その主な原因は、この2つ。■ ホルモンの影響
■ 皮膚の乾燥
多数あるホルモンの中でもニキビと関係しているのは、この3種類です。
・ 副腎皮質ホルモン
・ プロゲステロン(黄体ホルモン):女性の性腺ホルモンの1種
・ アンドロゲン(男性ホルモン):男性の精巣、女性の卵胞から分泌される
これらは全てステロイドホルモンの仲間です。ステロイドホルモンは、ニキビの原因となることがあります。また、プロゲステロンは、女性の生理周期により分泌が増減し、Uゾーンに限らずニキビを増やしますが、ストレスにより増えるホルモンはUゾーンにニキビを増やします。
特にUゾーンは、男性のヒゲが生える部分にあたることからも分かるように、男性ホルモンの影響を強く受けやすい箇所なのです。これらのホルモンは、毛穴の入口を硬くし、皮脂の分泌も増加させるため、ニキビの発生につながるのです。
また、乾燥も皮膚の柔軟性を低下させ角質を硬くし、ひいては毛穴からの皮脂の排泄を妨げてしまいます。
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