前回は、『ニキビの種類と原因』についてお話ししましたが、今回は、ニキビの最もできやすい部位、顔のニキビについてご説明します。顔のニキビはできている箇所によって、原因に違いがあります。その違いをご説明し、それぞれ異なるケアや注意点を併せてご紹介します。

最もニキビの出来やすい場所は、顔面

ニキビ

鏡を覗くのが憂鬱になる顔のニキビ

大多数の方は、ニキビといえば真っ先に、顔にできているところを思い浮かべると思います。実際、皮膚科を訪れるニキビの方々の多くが顔のニキビに悩んでいます。

ニキビは毛穴に起こる病気ですが、ただ「毛穴があればニキビができる」という訳ではありません。毛穴には皮脂腺という皮脂を分泌する器官が開口しています。この発達度合は身体の各部位、そして個人により違いがあります。ニキビは、皮脂腺が発達しているところにできやすい傾向があります。その代表的な部位が顔になります。

しかし、一言で「顔のニキビ」とは言っても、大きく分けて2タイプあることをご存じでしょうか。

タイプ1:Tゾーンニキビ

ニキビ

Tゾーンニキビの出来やすいエリア(黄色の部分)

皮脂腺の発達、皮脂の分泌過多と強く関係するのが、いわゆるTゾーンにできるニキビです。Tゾーンとは、おでこ~鼻~あごにかけてのT字のエリアです。

この部分は、思春期に分泌が盛んになる成長ホルモンの影響を受けます。成長ホルモンにより皮脂腺が発達しはじめ、皮脂の分泌が増加します。よって、Tゾーンニキビは、思春期(10代前半から後半)、青年期(10代後半から20代)にできやすい箇所と言えます。

Tゾーンニキビの対処法

とにかく皮脂をよく落とし、肌を清潔に保つことです。洗顔には、皮脂を落とす作用の高い石鹸や、殺菌効果のある石鹸を有効的に使用します。その際に、汚れをしっかり落とそうとしてゴシゴシ強くこすることは、逆効果となるため厳禁です。

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紫外線もニキビの大敵

また、日焼けも毛穴を詰まりやすくします。特に、Tゾーンは紫外線が当たりやすい部分なので、紫外線対策が大切です。

屋外でのスポーツなどをする際のUVケアはもちろんのこと、ちょっとした外出の時も、日焼け止めクリームを塗る、帽子をかぶるなど、徹底していただきたいです。

次は、もうひとつのタイプ「Uゾーンニキビ」について> >