PowerPoint2013をMicrosoftアカウントで使いこなす(2ページ目)

スタート画面が自分専用になる

Microsoftアカウントでサインインして最初に気づくのが、スタート画面の違いです。Office2013では、PowerPointなどの起動直後に表示される画面を「スタート画面」と呼びます。スタート画面は、左側に「最近使ったファイル」、右側にテンプレートが表示される構成です。

Microsoftアカウントでサインインすると、過去に利用したファイルやテンプレートが記憶されており、その一覧が左右にそれぞれ表示されます。つまり、”自分専用のスタート画面”が表示されるというわけです。これなら、頻繁に使うファイルやテンプレートを起動直後に真っ先に選択でき、スピーディーにPowerPointの操作に入れます。
ローカルアカウントでサインインした際のスタート画面と比べてみると、その違いが一目瞭然です。
「最近使ったファイル」やテンプレートの履歴は、パソコンに関連付けられてるわけではなく、Microsoftアカウントに関連付けられています。そのため、1台のパソコンを複数の人が利用する際に、自分用のMicrosoftアカウントでサインインすれば、いつでも自分専用のスタート画面を開けるというわけです。デスクトップパソコンとノートパソコンを併用している際も、同じMicrosoftアカウントを使えば、異なるパソコンでも自分専用の設定を引き継げます。