暮らしのマナー/食事・テーブルマナー

ソムリエ直伝!テイスティングとワイングラスの持ち方(2ページ目)

「東京ステーションホテル」のレストラン「ブラン ルージュ」のシェフソムリエ鈴木利幸さんに、お話を伺いました。ワインのテイスティングの仕方、グラスの持ち方、ナプキンの使い方などワインマナーと注意点をご紹介します。「ソムリエ直伝!ワインの上手な頼み方とスマートマナー」とともにご覧下さい。

諏内 えみ

執筆者:諏内 えみ

暮らしのマナーガイド

ナプキンのスマートな使い方

二つ折りの内側を使って

二つ折りの内側を使って

諏内:ナプキンのスマートな扱い方についてお伺いできますか?

鈴木氏:輪を膝側に二つ折りにしたナプキンの内側で口元を拭く……。こうすると、戻した時に拭いた部分が内側に入り見えませんよね。また、席をお立ちになる時も、汚れた部分が椅子についたりしないため、そのまま置けて安心です。


 

注意!ナイフの置き方・向き

諏内:では、カトラリーの扱い方で気になることはありますか?
 
鈴木氏:私が一番ご注意頂きたいのは、ナイフの刃の向きです。切れる方を自分に向くように置くのが鉄則です(縦に置く場合、刃は左側。斜めや横向きに置く場合は自分側に向ける)。

ナイフの向きには要注意

ナイフの向きには要注意

ところが、これをクルッと回して切れる側が相手に向いてしまうと、「刃を向ける」ということでヨーロッパでは特に無礼とされます。

諏内:確かに、このマナーを知らずにナイフを置いている方をよくお見かけします。十分注意したいですね。


 

<鈴木氏 お得情報> 

お菓子感覚で召し上がれる角砂糖!

お菓子感覚で召し上がれる角砂糖!

「ブラン ルージュ」では、コーヒーや紅茶のシュガーとして、白糖、ブラウンシュガー、黒糖の角砂糖をお出ししております。(画像)

黒糖は「そのままお菓子感覚で召し上がってみて下さい」とおすすめすることもあります。

※これらシュガーは結構なお値段であることと、スタッフの方が手作業でひとつひとつセッティングなさっている……という裏事情も伺いました!


 

 

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