ナイアガラ・オン・ザ・レイクで「アイスワイン」のテイスティングを
カナダのお土産と言えば、メープルシロップ。カナディアンはこれにもうひとつ、「アイスワイン」を加えます。アイスワインは、もともとドイツで生まれたもの。ぶどうの収穫の際、思わぬ寒気で凍ってしまったぶどうを無駄にしないよう摘み取り、醸造してみたところ、大変甘味の強いワインになったのが、アイスワインのはじまりです。
摘み取る際にぶどうが凍るほどの寒さが必要であるため、アイスワインが作られる地域は限られており、カナダではトロントの近くの「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」にあるワイナリーが産地になります。
世界の三大滝として知られるナイアガラの滝は、1年を通して多くの観光客で賑わっています。そこから車で30分ほどの町、ナイアガラ・オン・ザ・レイクはどこかのんびりとして、カナダの田舎らしい雰囲気。小さなお土産屋さんや、雑貨屋などが軒を連ねています。
実はこの周辺は60近いワイナリーがひしめき合うワインで有名なエリアです。秋になるとトロントだけでなく、各地からワインを求め人々が訪れます。もちろん、ワインのテイスティングもOKです。
貴重なアイスワインも試飲させてもらうには、冬に訪れるのがオススメです。毎年1月にはアイスワイン・フェスティバルも開催されています。
ナイアガラのワイナリーツアーは、日本の大手旅行会社も取り扱っていますし、トロントで現地のツアーを見つけるというのも手です。
アイスワインをぜひテイスティングして、口に合えば記念のお土産にいかがでしょうか。