開放感があって気持ちよく滑れる「リドー運河」
カナダの国会議事堂があるオタワ。そのすぐ側を流れる「リドー運河」は冬になると世界一長いスケートリンクに変わります。その全長はなんと7.8km!私が訪れたのは運河の周辺でウィンタールードフェスティバルが行われていた2月の中旬。まずは、運河の中間地点と、北側の地点にあるスケート靴のレンタルスポットへ向かいました。マイ・シューズを持っている人も多いようですが、それでも観光客などでレンタルを待つ人の列は長く、その間は氷に立つことになるので、スノーブーツなど靴底の厚いものを履いて行くのがオススメです。
運河でのスケートは、アイススケート上のリンクと比べるとボコボコしていて、少し危ないですが、どこまでも続く運河の上を滑るのは、開放感があって気持ちがよいもの。また、運河の途中には、小さな出店や、暖炉、休憩所などがあるため、休み休みスケートを楽しむことができます。
出店の中で、オススメしたいのがカナダならではの「ビーバーテイル」というスイーツ。温かくて柔らかいパンの上にチョコレートソースやシナモンがのっています。オタワから始まったご当地スイーツなのでぜひ試してみてください。
リドー運河はオンタリオ州で最初のユネスコ世界遺産となった場所でもあり、夏には運河の両サイドに緑が茂りお散歩にもオススメですよ。
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■リドー運河
ホームページ:リドー運河