マネジメント/組織マネジメントとは

組織の7S~その2「戦略(Strategy)」

「組織の7S」ふたつ目の「S」は、「戦略(Strategy)」です。「戦略」とは何であるのか、有効な「戦略」策定はいかにすすめたらよいのか、「戦略」とは名ばかりの数字ばかりが独り歩きする「計画」はなぜ作られてしまうのか、について分かりやすく説明します。

大関 暁夫

執筆者:大関 暁夫

組織マネジメントガイド

「戦略」は目標と現状のギャップを埋める施策

「組織の7S」ふたつ目の「S」は、「戦略(Strategy)」です。「基本理念」の下で「ビジョン」が明確化されることはすなわち目標が明示されることであり、目標が明示されるなら今度は「いかにして目標に到達するか」を検討する必要が生じます。その「いかにして目標に到達するか」に関する具体的な方策こそが「戦略」なのです。

「いかにして目標に到達するか」を考える「戦略」策定において、第一におこなうべきことは、目標と現状のギャップを正確に把握することです。となれば、まずは現状分析から。現状分析は、大きく3つの環境分析に分けられます。具体的には「マクロ分析」「業界・市場分析(同業他社分析、顧客動向分析を含む)」「自社分析」です。
解説

「戦略」は目標と現実のギャップ解消策


「戦略」策定の入口は現状分析

「マクロ分析」は、ネット情報等を活用してセカンダリデータ(一般に公表されているデータ)を収集し、自社にかかわる社会、経済、産業、国際、情報等々のポイントとなるトピックを抑えることを目的とした環境分析をおこなうことです。すなわちおおまかな流れをつかむことが目的であり、ここをあまり細かくやりすぎる必要はありません。

「業界・市場分析」は、「戦略」策定において大変重要な要素であり、業界動向、同業他社、顧客等々の観点から、自社収集をメインとした極力生きたデータを元にして正確かつ深い分析をおこなう必要があります。まずは戦うフィールドである市場の規模やシェアを正確に把握した上で、今後の発展性や市場動向を見極め、自社のポジショングをふまえながら方向感をつかむようにします。
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