航空券/航空券の基本情報

お買い得航空券を入手する5つの方法(3ページ目)

できるだけ安い航空券を手に入れたい。コストパフォーマンスの良い航空券を見つけたい。そんなあなたにお得な航空券を手に入れる5つの方法を紹介します。これを使えば、お手頃価格でファーストクラス体験も夢じゃない!

三田村 蕗子

執筆者:三田村 蕗子

航空券・飛行機ガイド


4. 事前に燃油サーチャージなどの諸経費を把握

航空券を予約する際には、「こんなはずではなかった」と後悔しないで済むように、燃油サーチャージがいくらかかるか、明確な数字を把握しておくことも重要です。

インターネットには参考になる便利なサイトがいくつもあります。各エアラインで個別にチェックするのが面倒なら、e-tourフリーバードといったオンラインの旅行代理店の一覧表を利用するといいでしょう。後から「しまった!」ということがないよう事前準備を忘れずに。

5. 予約前に受託手荷物の料金を確認

これは、厳格なルールを適用しているLCCを予約する際には必須の確認事項です。

LCCは、受託手荷物料金から機内食に至るまで、ネットでチケットを予約する際に申し込んだ方が、空港でのチェックイン時や機内で申し込むよりも安く済みます。少しずつは小さな課金でも積もり積もれば高くなる。ネットでの事前申し込みは大原則です。

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受託荷物の料金制度にご注意

レガシーキャリア(従来型の航空会社)の料金体系も一様ではありません。例えば、マレーシア航空は2013年2月14日から受託手荷物の重量制限を変更し、各クラス10kg緩和して、エコノミー30kg、ビジネス40kg、ファーストクラス50kgまで預け入れ可能になりました(北米路線を除く)。荷物がついつい増えてしまうという人にとって、この重量は魅力的なのでは?

一方、KLMは2013年4月から短距離路線に限り、預け入れ荷物に事前支払いで15ユーロ、空港支払いで30ユーロを徴収する方針を採用することにーー。ヨーロッパ圏内をKLMで旅行する人にはちょっと痛い出費ですよね。

ヨーロッパのレガシーキャリアはこれまで荷物に対する課金をLCCのように厳格化していませんでしたが、それをKLMが破ったというわけです。この流れが他のエアラインに波及することは充分に考えられます。

予定外の出費を抑えるためにも、「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、預け入れ荷物の手数料は要チェック。準備を怠らず、必要な情報をメモして、いざ予約に臨みましょう。健闘を祈ります。

※上記データは記事公開時点のものです。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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