航空券/航空券の基本情報

お買い得航空券を入手する5つの方法(2ページ目)

できるだけ安い航空券を手に入れたい。コストパフォーマンスの良い航空券を見つけたい。そんなあなたにお得な航空券を手に入れる5つの方法を紹介します。これを使えば、お手頃価格でファーストクラス体験も夢じゃない!

三田村 蕗子

執筆者:三田村 蕗子

航空券・飛行機ガイド


2. エアラインの「おまけ」路線に注目

以遠権(いえんけん)という言葉をごぞんじですか? 

航空会社が相手国を経由して、さらに先にある別の国への区間についても営業運行を行う権利のことで、いわば「おまけ路線」のことですが、この路線ではびっくりするほど安い価格でチケットが販売されていることが珍しくありません。

エミレーツ

検索・予約はエミレーツのホームページから可能です

例えば、エミレーツ航空の香港ーバンコク路線。これは、バンコクードバイのおまけ路線ですが、エミレーツ航空のホームページでチェックしてみると、往復エコノミークラスがHKD2476(約3万円)~、ビジネスクラスでHKD4996(約6万1000円)~、ファーストクラスはHKD8006(約9万8000円)から手に入ります。

 

first class

A380のファーストクラスで過ごす

いまは円安なのでこの値段ですが、私が利用した2012年の年末は、往路ビジネス、復路ファーストで6万円台でした(後日、この体験談もじっくりと記事で紹介したいと思います)。

この路線は、フライト時間が3時間半と短いのですが、お得な価格でビジネスやファーストクラスを利用したいなら見逃す手はありません。

 
問題は、いったん日本から香港に飛ぶ必要があること。チケット代がその分余計にかかりますが、この区間はLCCや格安航空券で飛ぶ、あるいは無料の特典航空券を使うといいでしょう。

エミレーツスイーツ

3時間ちょっとでもファーストクラス体験は格別

ちなみに私は、香港ー関空間はピーチ・アビエーションを利用しました。エミレーツのビジネス&ファーストクラスの旅をLCCでサンドイッチした形です。こういう旅もまた一興です。




3. LCCは、往路と復路分けての購入も検討

安さがウリのLCC。でも、チケットを予約する際には、往復だけではなく、片道ずつ買った場合にはいくらになるのかも念のために確認を。日本発で往復チケットを取るよりも、往路、復路を別々に購入した方が安くなるケースもあるのです。

scoot

2012年10月から就航を開始したLCC、スクート

例えば、スクートの場合、7月18日成田発、21日台北発のスケジュールで片道ずつ発券すると、往復だと2万9487円~、別々に取るとおおよそ2万8000円~(3月19日時点の検索)。LCCで1000円の差は見逃せません。

このケースでは、復路は現地通貨での決済になるので、円安の今は少し不利ではありますが、円高に変わった時には欠かせずチェックしてみてください。思いがけない価格を発見できるかもしれません。

>>後から「しまった!」とならないための事前準備を忘れずに
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