2. エアラインの「おまけ」路線に注目
以遠権(いえんけん)という言葉をごぞんじですか?航空会社が相手国を経由して、さらに先にある別の国への区間についても営業運行を行う権利のことで、いわば「おまけ路線」のことですが、この路線ではびっくりするほど安い価格でチケットが販売されていることが珍しくありません。
例えば、エミレーツ航空の香港ーバンコク路線。これは、バンコクードバイのおまけ路線ですが、エミレーツ航空のホームページでチェックしてみると、往復エコノミークラスがHKD2476(約3万円)~、ビジネスクラスでHKD4996(約6万1000円)~、ファーストクラスはHKD8006(約9万8000円)から手に入ります。
A380のファーストクラスで過ごす
この路線は、フライト時間が3時間半と短いのですが、お得な価格でビジネスやファーストクラスを利用したいなら見逃す手はありません。
ちなみに私は、香港ー関空間はピーチ・アビエーションを利用しました。エミレーツのビジネス&ファーストクラスの旅をLCCでサンドイッチした形です。こういう旅もまた一興です。
3. LCCは、往路と復路分けての購入も検討
安さがウリのLCC。でも、チケットを予約する際には、往復だけではなく、片道ずつ買った場合にはいくらになるのかも念のために確認を。日本発で往復チケットを取るよりも、往路、復路を別々に購入した方が安くなるケースもあるのです。2012年10月から就航を開始したLCC、スクート
このケースでは、復路は現地通貨での決済になるので、円安の今は少し不利ではありますが、円高に変わった時には欠かせずチェックしてみてください。思いがけない価格を発見できるかもしれません。
>>後から「しまった!」とならないための事前準備を忘れずに