早期教育・幼児教育/家庭学習・教育方法

こどもの将来のために、親がしてあげられる3つのこと(2ページ目)

陰山英男氏は社会を生き抜くために重要なポイントを「目的設定力」「本質を見抜く理解力」「学び続ける姿勢」の3つにまとめ、家庭で取り組める具体的な教育方法を提案しました。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

 

陰山教授が分析。今の母親の苦手意識に隠れていた3つの重要ポイント

ポイント1 「目標設定力」
a

親子の会話の中で将来をイメージさせることが「目標設定力」を育む

能力の向上、モチベーション維持のため、常に理想を求め、新たな目標を築き続けることが重要です。その目標も親が決めるのではなく、子どもが自ら設定することが大事です。そのために、親は、子どもに幅広い物事への興味を喚起させ、知識を広げることが重要です。親子の会話の中で将来をイメージさせることが、「目標設定力」を育むことにつながるのです。

ポイント2「本質を見抜く理解力」
低学年のころからの情報分析力、問題解決力づくりが重要です。情報分析力で他との違いを発見し、そこから「なぜ?なに?」という疑問が生まれます。その疑問を、疑問のままにせず発見に変えることが、喜びにつながり、さらなる疑問を生むモチベーションとなります。

また、子どもからの質問に対し、親が知っていることでも、一緒に調べることが大切です。時間のかかることですが、これを繰り返すことで、やがて本質を見抜けるようになるのです。

ポイント3「学び続ける姿勢」
「学び続ける姿勢」を身につけるためには、規則正しい生活習慣が大切です。寝る時間、食事の時間、勉強の時間、テレビの時間といった“規則”も、親が一方的に決めるのではなく、子どもと一緒に相談しながら決めましょう。子どもが納得をし、時間を守ることで、自立心が育ちます。

>>悩める母親たちへの陰山教授からの提案とは


  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます