早期教育・幼児教育/家庭学習・教育方法

こどもの将来のために、親がしてあげられる3つのこと

陰山英男氏は社会を生き抜くために重要なポイントを「目的設定力」「本質を見抜く理解力」「学び続ける姿勢」の3つにまとめ、家庭で取り組める具体的な教育方法を提案しました。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

a

親は「社会を生き抜く力」をどう教育すればいいのか悩んでいる

陰山英男氏監修の下、「就学目前&小学校低学年の子を持つ母親の“教育”に関する調査」(byシタシオンジャパン)が実施され、その結果、「勉強ができる」「受験に勝ち抜く力」よりも、将来性を見据えた「社会を生き抜く力」を重視する母親が多いことがわかりました。

しかしながら、母親たちは「社会を生き抜く力」をどのように教育すればよいかに悩みを抱いており、これを受けて陰山教授は社会を生き抜くために重要なポイントを「目的設定力」「本質を見抜く理解力」「学び続ける姿勢」の3つにまとめ、家庭で取り組める具体的な教育方法を提案しました。

 

受験に向けた学力向上よりも、「社会を生き抜く力」重視の母親が9割!

子どもの教育において重視している価値観は、「勉強ができる、受験に勝ち抜く力」よりも、「社会を生き抜く力」を重視する母親が93.7%と大半を占めていました。

a
さらに、教育方針に関する重視点では、「面倒くさいことや難しいことでもあきらめない姿勢」が最も多く、社会人として様々な経験を積んだ親が、いかなる環境でも強く、たくましく社会を生き抜いていく能力を身に着けてほしいと願っていることが分かります。

a

 

「社会を生き抜く力」を見につけさせる教育に“自身が持てない”母親が6割以上!

「教育について自信を持っているか」を聞いたところ64.8%の母親が「自信がない」と回答しています。さらに、「社会を生き抜く力」を重視する母親は重視すべきことについてはわかっていながらも、うまく教えられていないことに悩んでいます。

a

 

 

>>陰山教授の分析結果は


  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます