光の広がりと演色性

LED電球の配光

図4.LED電球の配光

LED電球の購入にあたって注意しなければならないことに、光の広がりと演色性があります。

LED電球の光の広がりはメーカやランプによって異なり、準全般と全般配光があります。(図4)全般配光は一般照明用電球とほぼ同じように全般に光が広がるため、白熱電球に代替してもあまり問題はありません。

しかし、準全般はやや下方向に光が多く出ている関係で、ダウンライト器具のように下方向に光のでる器具に使う場合は照明効率が高まるため、例えば25W形相当のランプでもダウンライト器具に使用する場合は40W形相当になるものもあります。逆に写真2のような器具に使用する場合は全般配光を選ばなければなりません。

 

準全般配光のLED電球例

写真2.準全般配光のLED電球を使用した例

次に演色性ですがJIS(日本工業規格)の照明総則によると住宅は平均演色評価数Ra80以上が奨められています。一般電球はRa100で色の見え方は最高です。これより数値が低くなるほど色の見え方が悪くなります。LED電球の外箱に明記しているメーカもありますが、表記がないケースも多いのでネットで調べると良いです。色の見え方は照明の質に関係するので照明空間によっては明るさより重要な要素になります。(写真3)

LED 電球は演色性を含め一般に性能のよいものほど高価になります。したがって安すかろう、悪かろうで選ばないようにして下さい。ランプは一度取り付けたら10年以上持続するので、その間後悔しないためにも……
白熱電球(左)、LED電球(右)の比較

写真3.左が白熱電球、右がLED電球(電球色でも赤系の見ええ方が白熱電球ほど良くない)

※照明器具の選び方や、光源については、一般社団法人照明器具工業会のHPもご参照ください。

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