LED電球の形状と明るさ

LED電球の形状に注意

図2.LED電球の形状によっては取り付けられない器具もある

一般照明用のLED電球はメーカによって微妙に形状が異なります。したがって、既存の白熱灯や電球型蛍光灯器具のデザインによっては入れられない場合もあります。例えばダブルコーンの反射鏡付きのダウンライトはミラーの一部にバルブがぶつかってしまうLED電球もあるので注意しなければなりません。(図2)

昨年、消費者庁に購入したLED電球が暗いとのクレームが寄せられ調べた結果、12社が商品パッケージに表示した明るさが出ていなかったことが判明しました。そこで日本工業規格(JIS)では、白熱電球とLED電球の明るさの比較基準を、全光束で図3のように定めました。
LED電球と光の量(lm:ルーメン)

図3.LED電球と光の量(lm:ルーメン) 参照:住まいの照明省エネブック(あかりの日委員会発行)


LED電球の外箱

写真1.LED電球の外箱

例えば、一般照明用電球は485lm(ルーメン)以上あることで40W相当の表示が行えるようになっています。ルーメンは光束で光の量を表す単位で数値が大きいほど明るさが得られやすくなります。因みにlm÷面積(平方メートル)=照度(lx:ルクス)になるため、例えば1lmの光が1平方メートルの面に入射している場合、その面の照度は1lxになります。

LED電球のパッケージ(外箱)に○○lmと目立つように書いてあり、それに一般電球もしくは小型電球○○W形相当と書いてあります。更に消費電力(W)も書かれているので、単純に光束(lm)÷消費電力(W)がランプ効率になるため、この数値が高いほど少ない電力で明るさが得られることを意味します。(写真1)

例えば10.4Wで810lmの一般電球60W形相当のLED電球がありますが、この場合一般電球のランプ効率は13.5lm/Wに対してLED電球は約78lm/Wなので、LEDがいかに少ない電力で明るさのとれやすい光源かが分かります。今後ランプ効率はさらに高くなることが予想されます。

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