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年末に汚れを一掃!照明器具の大掃除作戦

汚れた照明器具は見た目だけでなく目にも良くありません。年末の大掃除に向けて、お手入れの方法をご紹介しています。器具の取外し時にはケガや火傷をしないようくれぐれもご注意を!

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

火傷に注意!照明器具の取外し


写真1.年末の大掃除、照明器具もきれいにしましょう。照明器具は一度購入して取り付けてしまうとなかなか掃除をしないことが多いです。特に器具が掃除の行いにくいところに取り付けられているとなおさらです。器具は汚れたまま使用すると、見た目や雰囲気に悪影響をもたらしますが、照度が低下して目にとっても悪いことになります。照明メーカは1年に2回の清掃を勧めていますが実態はどうでしょうか。少なくともキッチンなどの汚れやすい部屋くらいは年2回行ってもらいたいです。器具の掃除はランプが切れたときや、12月末の大掃除のときのタイミングで行うと良いでしょう。

家庭で多く使われている乳白カバー付きシーリングライトがあります。これは天井に直付けされているので、カバーをはずすだけでも脚立などの足場が必要になります。低い脚立でも油断は禁物です。不安定な状態で使用すると落下によって思わぬ大怪我をすることもあります。特に高齢者はその怪我がもとで寝込んでしまうこともあります。

写真2.カバーをはずすときは必ずスイッチを切って下さい。
照明器具の掃除は出来るだけ2人で作業をすることが望まれます。補佐する人は、脚立などの脚をしっかり押さえ安定した状態をつくります。さらにはずしたカバーを受け取ったり、ドライバーなどを渡したりする役目もあります。

照明器具のカバーなどをはずしたりする場合、必ずスイッチを切ってしばらく時間を置いてから行ってください。ランプを触ることになるので、熱が冷めるまで待ちます。特にハロゲンランプは冷めるまで数分の時間を要するので注意してください。蛍光灯器具の場合はランプが明らかに暗くなったり、寿命末期のチラツキが出はじめたりしたら、点灯していても寿命ですので早めに新しいランプと交換した方が良いです。

次の頁では、お手入れの注意点についてご紹介しています。
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