ロサンゼルス/ロサンゼルスの観光

カリフォルニアサイエンスセンター

カリフォルニアサイエンスセンターは、ロサンゼルスダウンタウンにある科学館です。誰でも無料で入ることができ、様々な科学系の展示を見たり、実験をしてみたりすることができます。2012年より、スペースシャトルエンデバーの展示も始まり、週末はいつも親子連れでにぎわっています。

芦刈 いづみ

執筆者:芦刈 いづみ

アメリカガイド

エンデバーの展示もスタート!
大人も楽しめるカリフォルニアサイエンスセンター

子供が大好きなものがいっぱい!入場無料の科学館

子供が大好きなものがいっぱい!入場無料の科学館

2011年、最後の飛行を終えて地球に帰って来たスペースシャトル「エンデバー」。そのエンデバーが常設されているのが、ロサンゼルスダウンタウンにあるカリフォルニアサイエンスセンターです。

カリフォルニアサイエンスセンターは、エクスポジションパーク内にあり、ここには1984年ロサンゼルスオリンピックが行われたロサンゼルスメモリアルコロシアム、ロサンゼルスカウンティ自然史博物館などの施設が併設されています。

カリフォルニアサイエンスセンターの入場料は無料。科学に関する様々なことを体験することができます。子供がとても喜ぶ施設なので親子連れも多いですが、エンデバーが展示されて以来、カップルや大人のグループも多くなりました。全部を見て回るのに、大人だけなら2時間程度、子供がいる場合は、半日ぐらいを見ていると良いです。

日本語の解説などはありませんが、それぞれの展示の解説は、映像や図を多用し、世界中から来た人が分かりやすいように工夫されています。

アクセスはとても良く、ダウンタウンからメトロ電車のエキスポラインのExpo Park/USC駅で下車すぐです。

本物のスペースシャトルを近くで見ることができる
サミュエルオースティンパビリオン

スペースシャトル全体を詳しく見ることができるように展示されている

スペースシャトル全体を詳しく見ることができるように展示されている

2012年10月30日にオープンした、スペースシャトルエンデバーが展示されているセクションで、エンデバーを見るのに2ドルの入場料がかかります。

エンデバーは、宙に吊り下げられる形で展示されていて、船体の下を歩くことができます。高さも、手を伸ばせば届くんじゃないかと思うような位置にあり1つ1つのピースがよく見え、スペースシャトルがどのような部品で作られているかが分かります。

自然体験!エコシステムセクション

巨大水槽の中は神秘の世界

巨大水槽の中は神秘の世界

エコシステムセクションは、リバーゾーンやフォレストゾーン、アイランドゾーンなどの自然のエリアごとに分かれていて、それぞれの特徴ある展示を見ることができます。1~2階に吹き抜ける巨大水槽にはカリフォルニアに生息するジャイアントケルプや熱帯魚などが展示されています。

エンデバーの展示に伴い、歴史やエンデバーの内部の物を展示するカリフォルニアストーリーのセクションが、このセクションに仲間入り。エンデバーのキッチンやトイレなどの展示もあり。

いろいろな実験をしよう! クリエイティブワールド

小学生の子供たちに人気のエリア。さまざまな実験器具が置かれていて、自分たちで試してみることができます。音の伝わり方を見てみたり、電気の不思議を体験したり、クイズに答えたりと、体験から様々なことを学びます。

驚くほど物がいっぱい! エア&スペース展示

パーキング脇の世界初のチタン製偵察機

パーキング脇の世界初のチタン製偵察機

カリフォルニアサイエンスセンターの建物の外や中に、たくさんの飛行機やスペースシャトルの部品などが展示されています。ここにあるのは実際に使われたものばかり。例えば、パーキング近くには、世界初のチタン製の超音速戦略偵察機A-12ブラックバード、館内2階のエスカレーター近くには、1975年にアポロとソユーズをつないだカプセルがあります。

また、IMAXシアターでは有料ですが、館内に展示されているハッブル宇宙望遠鏡の話を描いた「HUBBLE 3D ハッブル 宇宙望遠鏡(2010)」をはじめ、数本の宇宙関連の映画が上映されています。

<DATA>
California Science Center(カリフォルニアサイエンスセンター)
住所:700 Exposition Park Dr. Los Angeles, CA 90037
TEL:1-323-724-3623
料金:無料
エンデバー:2ドル
IMAXシアター:大人8.25ドル、子供5ドル、学生&シニア6ドル
エンデバー&IMAX:IMAXシアターオンリーと同額
時間:10:00~17:00
定休日:サンクスギビング、クリスマス、1月1日
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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