監督賞:候補確実と言われた二人が驚きの候補落ち!


【監督賞候補】
ミヒャエル・ハネケ『愛、アムール』
アン・リー『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』
デヴィッド・O・ラッセル『世界にひとつのプレイブック』
スティーヴン・スピルバーグ『リンカーン』
ベン・ザイトリン『ハッシュパピー バスタブ島の少女』


監督賞候補の発表後、誰もが「え~っ!」と思いました。なんと作品賞候補『アルゴ』のベン・アフレック、『ゼロ・ダーク・サーティ』のキャスリン・ビグローが候補落ち! 各映画賞では二人が受賞を争い、突っ走っていたのに。アフレックに関しては3作監督したくらいで候補になるのは早すぎるってこと?ビグロー監督は「『ハート・ロッカー』で監督賞受賞したでしょ」ってこと?でも若い監督なら『ハッシュパピー バスタブ島の少女』のベン・ザイトリン監督なんて今年30歳、長編監督第1作目です。おや、そういえば『ジャンゴ 繋がれざる者』のクエンティン・タランティーノ監督も候補落ち……。正直、監督部門の予想はすごく難しい!

『ハッシュ・パピーundefinedバスタブ島の少女』

主演女優は6歳!作品賞、主演女優賞、監督賞などの候補になった『ハッシュ・パピー バスタブ島の少女』



監督賞の予想は
●本命:スティーヴン・スピルバーグ ●対抗:デヴィッド・O・ラッセル ●大穴:ミヒャエル・ハネケ


『リンカーン』

スピルバーグ渾身の作品『リンカーン』

批評家賞がイマイチでも『リンカーン』は、いまだ語り継がれる大統領とアメリカの歴史をじっくりと練り上げた濃厚な作品。作品賞は逃しても監督賞は獲得しそうな気がするので、スピルバーグを本命に。

対抗は、デヴィッド・O・ラッセル監督。『世界にひとつのプレイブック』は、すごくアメリカ的な良質のロマンチックコメディ。心に病を抱えた男女の物語を軽妙なタッチで見せるというのは実はとても難しいはずです。『世界にひとつのプレイブック』は、作品・監督・主演男女優・助演男女優・脚色の主要7部門候補となっていますから、ラッセル監督の実力は本物でしょう。でもスピルバーグとラッセルで票が割れたで場合、ハネケ監督受賞の可能性も。

次は主演男優賞&主演女優賞の予想です。