夜景観賞を楽しむために！ 夜景の種類と特色(3ページ目)

夜景はさまざまな要素で成り立っている

さて、前のページでは鑑賞場所や対象物による分類をご紹介しましたが、上記分類の1と2には「鑑賞場所、鑑賞対象、その両方」が混在しているのにお気付きになりましたか。両方というのは鑑賞場所（スポット）でもあり鑑賞対象（夜景）でもあるということです。ホテルの部屋や高層階のバーから夜景を観る場合もあれば、ホテルという建物のライトアップを観ることもあるでしょう。東京タワーの展望台からは街の夜景を観賞しますし、東京タワーが照らされるライトアップも鑑賞します。また、月は照らす光そのものであり鑑賞対象物でもあります。

このように夜景はさまざまな要素で成り立っているため、どこに着目するかによって分類や呼称も変わってきます。東京タワーを夕刻に撮影すれば「トワイライト夜景」、水辺から撮影すれば「水辺夜景」、大都会東京のシンボルとしてなら「都市夜景」、存在に注目すれば「ランドマーク夜景」、東京スカイツリーや通天閣とならべれば「タワー夜景」などと呼ぶことができるのです。


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