年の瀬が押し迫った昨年の12月21日、政府の地震調査委員会より「全国地震動予測地図」最新版(2012年版)が公表されました。「全国地震動予測地図」とは、日本で将来的に発生する大地震を予測し、その予測結果を地図上に色分けしたものです。

 

2年ぶりの地震ハザード(地震が起こる確率):最新版

「全国地震動予測地図」は2005年から毎年データを更新して公表されてきましたが、昨年は東日本大震災を想定できなかったことを反省し発表を見送ったため、今回は2年ぶりの公表となりました。それでは早速最新の地震予測図を見てみましょう(【図1】)。


【図1】2012年から30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率の分布(発表:平成24年12月21日/出典:地震調査研究推進本部)

【図1】2012年から30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率の分布(発表:平成24年12月21日/出典:地震調査研究推進本部※1)クリックで拡大


【図1】は2012年から30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率を示した「全国地震動予測地図」です。これによると26%以上の高い確率の地域(濃い赤色の部分)は以下となっています。

・北海道東部 千島海溝沿いの根室沖~十勝沖にかけて
・首都直下型地震が懸念される関東東部
・駿河湾~九州の日向灘にかけて 南海トラフ沿いの一体

2010年版の地震ハザード(参考)

2年ぶりの最新版ですが、過去に発表された予測図に比べどこが変わっているでしょうか?2010年版【図2】と比較してみると、関東東部の濃い赤い色に塗られた部分(=地震発生確率の高い部分)がより広くなっていることがわかります。

【図2】今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率(基準日:2010年1月1日/出典:地震調査研究推進本部※1)

【図2】今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率(基準日:2010年1月1日/出典:地震調査研究推進本部※1)クリックで拡大


該当地域にお住まいの方はぜひチェックし防災に役立ててください。

次のページ
でこれからの地震予測はどうなるのか見てまいりましょう。