おこづかい、足りなくなったらどうする?
「遠足のおやつは、500円まで」お得な買い方も学んだよ!
ちょっと気になったのは、「おこづかいをほしいといえばもらえる」と「その他」と回答した子どもも合わせて2割近くいた、という点です。最近は、少子化の影響で子ども1人あたりにおこづかいをくれる大人が8人いる(両親、両親の祖父母、さらに、両親の兄弟姉妹(独身等)など)ことを例えて、8ポケッツと言われることがあります。「足りなくなったら、誰かからもらえる」のが、当たり前にならないといいな……と願っています。
中学生・高校生になると、「貯めておいた預金や貯金をおろして買う」割合が約2割いるとのこと。その他、「翌月分のおこづかいを前借する」人が1割強、「兄弟姉妹・友達から借りる」という人も若干います。
おこづかいが不足したときの対応を見ていると、子どもの頃に身につけた習慣が、大人になっても継続されるのではないかと感じています。「頑張って働くことでお金が得られる」「自由に使えるお金には限りがある」「お金を貯めることで大きなものを買うことができる」ということを、少額ずつでも体験していっていただけたら、と思います。
>>おこづかいの範囲と管理方法も決めておこう