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モネの「睡蓮」を巨大タブローでゆったり眺める

オランジュリー美術館に飾られたモネの「睡蓮」の大壁画は、その大きさゆえ思わず吸い込まれてしまいそうになります。

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モネの「睡蓮」専用の大壁画に感動!

 

 

 

 

 

 

モネの「睡蓮(すいれん)」と言えば、19世紀末~20世紀初にかけてのフランスを代表する偉大な印象画。異なる時間、異なる光の中でクロード・モネが描いた睡蓮の絵画は、全200点以上にものぼるそうです。

この絵画は、オルセー美術館でも目にすることができますが、オランジュリー美術館に飾られた大壁画は、その大きさゆえ思わず吸い込まれてしまいそうになります。「睡蓮」専用の部屋が用意されているので、天井の高い明るい空間で、睡蓮の浮かぶ池の音に耳を傾けるような気持ちで、じっくりとその光の映りゆくさまを眺めることができるのです。

モネは後年、白内障を患い失明寸前の状態の中でも、この大きなキャンヴァスに睡蓮の光景を描きつづけました。それは、遠くから眺めれば、光を感じて絵を見ることが何とかできたからなのだそうです。

ここは規模で言うと小さめの美術館ですが、睡蓮の部屋以外にも著名な絵画がたくさんあり、ちょうどよい時間内で全て見られるので満足感が得られます。特に、パリが2度目という人にはおすすめの静かな場所です。

他にも、パブロ・ピカソ、オーギュスト・ルノワール、ポール・セザンヌなど名だたるアーティストの作品に触れられます。

また、ここは、もともとチュイルリー宮殿のオレンジ温室(=オランジュリー)だった場所を改装して美術館となった場所でもあります。帰りは、チュイルリー公園を散歩しながら、コンコルド広場までぶらぶら歩くのも気持ちよいですね。

■オランジュリー美術館
アクセス:メトロ1,8,12番線「コンコルド駅」から徒歩
開館日:火曜を除いて毎日(5/1、12/25を除く)
ホームページ:オランジュリー美術館

※上記データは記事公開時点のものです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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