薬剤師/薬剤師とは

薬剤師のお仕事 調剤薬局編(2ページ目)

医薬分業が進んだ結果、診療の後で調剤薬局に薬をもらいに行くというのは当たり前の光景となりました。では、薬剤師は調剤薬局でどのような仕事をしているのでしょうか。

久保田 嘉郎

執筆者:久保田 嘉郎

薬剤師ガイド

管理薬剤師の仕事

管理薬剤師の仕事

在庫管理やレセプトなど管理薬剤師の仕事は多い

管理薬剤師となるとこれらの業務に加えて医薬品の在庫、レセプトの集計など計数管理の仕事も把握している必要があります。

薬局の規模や会社の方針にもよりますが、就職後、早くて6ヶ月ぐらいで管理薬剤師として働く者もいるようです。管理薬剤師には特別な資格が必要というわけではないので、会社が認めれば意外に早く管理者として薬局を任されることもあるかもしれません。




調剤薬局への就職・転職

薬学生の就職活動

ほとんどの調剤薬局の採用活動は通年で行われている

新卒、転職組を問わず大手から中小まで、ほぼすべての企業が通年で採用活動を行っておりそれほどシビアに考えることはないでしょう。しかし、特定の志望企業がある場合や、勤務地などで譲れない条件がある方は早めの行動が望ましいのは言うまでもありません。

大手、中小にはそれぞれメリットやデメリットがありどちらを選ぶかはあなた次第です。


大手と中小調剤薬局の違い

大手のメリットはやはり教育でしょう。
すでに多くの薬剤師を育ててきた大企業ならではの効率の良い教育方法で一人前の薬剤師へと成長させます。旺盛な出店に備えるため人材の育成が急務であるそれらの企業の研修は素晴らしいものです。日本調剤株式会社など薬剤師教育システムを外販している会社もあります。

中小の薬局はある地域にのみ固まって出店しているところが多く、転居を伴う大きな異動がないというのがメリットです。また、会社規模が小さければ小さいほど、地方へ行けばいくほど給料などの待遇面は条件がよいことがほとんどです。

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