薬局開業に必要なカネ(金)

調剤に必要な機器

レセコンや分包械は開業資金の大部分を占める

カネについては開設する薬局の規模によって異なり、一概には言えませんが、大きな部分として物件取得費、レセプトコンピューター(以下、レセコン)、分包機、薬品棚などの費用があげられます。
その他、商品である医薬品の仕入れが必要になってきます。

それぞれの費用についてみてみましょう。

物件取得費はテナントに入居する場合と、新規建築するケースとで大きく異なります。テナントの場合、保証金として多くても家賃の10ヶ月分ほど必要で、他に内外装や看板などの費用がかかります。新規に建築すると薬局の大きさにもよりますが、設計料のほか建築費として坪30万以上かかります。

レセコンの代金は電子薬歴機能を追加するかどうかでも変わりますが、紙の薬歴を使用した通常の場合でも200~250万円ぐらい必要です。中には扱った処方せんの枚数により月額の使用料がきまるレセコンメーカーもあります。

現在では多くの薬局が電子薬歴を採用していますが、それぞれにメリット・デメリットがあり、判断に迷うところです。

分包機も機能により価格に大きな差があります。錠剤だけの分包なのか、それとも小児科など頻繁に粉の薬品の分包があるのかなどによって、どのレベルの自動分包機を導入した方が良いのか予想される処方内容を検討し、決定する必要があります。分包機は一般的に機能が少なくシンプルな方が壊れにくいようです。

また、中古の分包機などを取り扱っている会社も何社かあるようです。この場合、購入前に保証期間やメンテナンス、故障した場合のサポート体制についての確認も必要です。