テストが返却されると、子どもも親御さまも得点が気になることと思います。もちろん得点が良いにこしたことはありませんが、テスト当日の体調などによって悪いときもあると思いますし、ずっと右肩上がりで成績がアップするケースは稀で、成績が上がったり下がったりを繰り返しながら徐々に成績が上がっていくのが一般的です。

テストの結果がよかったら、どうほめる?

得点ではなく、お子さんが頑張った努力をほめるようにしましょう

得点ではなく、お子さんが頑張った努力をほめるようにしましょう

返却されたテストの成績が良かったときは、得点をほめるのではなく、好成績をとるためにお子さんが頑張った努力をほめるようにしてください。得点だけや才能だけをほめられると、「自分は賢いから、必死で勉強しなくてもいいんだ」と天狗になってしまう子どもがいます。常に好成績を維持できるのは、「次のテストでもいい得点がとれるように頑張って勉強しよう」と謙虚に考える子どもです。

努力に対する賞賛は、お子さんのやる気を上げることができます。このときに意識して欲しいのは、「テストが良かったんだから、○○も頑張れるよね」などと勉強以外のことを同時に要求しないこと。他のことも同時に要求してしまうと、一気にお子さんのやる気が下がってしまうので、勉強に対する努力をほめることに徹してください。

解けなかった問題が解けるようになったらほめる

そして、テストの得点が良かったときよりもほめて欲しいのが、テストのやり直しをしてテスト本番では解けなかった問題ができるようになったとき。勉強のサイクルは、学校や塾の授業で新しいことを学び、それを宿題などの自宅学習で復習し、テストで習得度を確かめ、テストが返却されて不正解だった問題を解けるようにやり直しをすることです。多くのお子さんは、返却されたテストの得点に一喜一憂するだけで間違えた問題のやり直しを疎かにしますが、それでは学力の定着には繋がりません。

ですから、お子さんにテストのやり直しの大切さを伝えるためにも、テストのやり直しをしてテスト本番では解けなかった問題ができるようになったときの賞賛が大切です。子どもはお世辞や皮肉をさほど理解できていません。大人だったら「こんなほめ方だったら白々しいのでは?」とか、「皮肉と取られるのではないだろうか?」と思うようなほめ方でも、お子さんは大喜びします。その喜びが、お子さんのやる気を生み出し、お子さんの成長に大きな力となります。


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