薬剤師/薬剤師とは

薬剤師の就職事情(3ページ目)

日本には現在、27万人の薬剤師がいます。就業薬剤師数は人口千人当たり1.36人であり先進国の中でもトップクラスです。しかしながら薬剤師が足りないという声も聞こえます。薬剤師はどこで働いているのでしょうか? 本当に薬剤師は不足しているのでしょうか?

久保田 嘉郎

執筆者:久保田 嘉郎

薬剤師ガイド

薬学生の就職先

チーム医療と病院

チーム医療の広がりに合わせて病院でも活躍の場が増えている

平成24年3月、初めての6年制薬学教育を受けた薬剤師が誕生しました。
8500名にのぼる彼らの就職先について薬学教育協議会がまとめた就職状況調査を見てみましょう。

調査によると新卒の薬剤師のうち4割が薬局に就職しています。次に就職先で多いのが病院、診療所となっておりほぼ例年通りの結果となりました。

やはり学生の多くは患者さんやチーム医療などを通して他の医療従事者と直接関われる職場を希望していることが再認識されました。
しかしながら、例年病院は採用数が少なくなかなか希望が叶うものではありませんでした。

しかし、今回の調査では2年間の卒業生が出ない期間の反動や、2012年4月の診療報酬改定で「病棟薬剤業務加算」が新設され病院の採用枠が広がったこともあり病院に就職を希望する者は内定を得やすかったようです。

結果、多くの学生が病院に就職し、大手の調剤薬局やドラッグストアでも予定採用人数に達しなかったところも多くありました。このような現状のなかで、地方においてまだまだドラッグストア・調剤薬局に関して薬剤師の採用に苦戦しているところが多く、中でも地方の中小企業では薬剤師不足から相当な好条件を提示してくることも多くあります。

※病棟薬剤業務加算とは、薬剤師が病棟において医療従事者の負担軽減および薬物療法の質の向上に資する病棟薬剤業務を実施している場合に週1回100点(1点は10円)が算定できるもの

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