実は多い個人薬局

調剤薬局

調剤薬局は個人店も多く寡占化が進んでいない

日本にはチェーン薬局から個人薬局まであわせると、5万4000もの薬局があります。

近年では、薬価の引き下げや薬剤師の採用問題、分業率が頭打ちに近づいてきていることなど、順調に拡大してきた業界にも陰りが見えてきました。

大手の薬局では、新規の出店だけでなく、中小薬局をM&Aすることで成長を維持しています。これにより他の業界同様、会社の集約が進んでいます。

しかし、他業界と違うことは調剤薬局上位5社の売上合計でも市場の10%にも満たないということです。これはドラッグストア業界の売上げ上位5社が、市場の30%を占めているということと対照的です。

このことからもわかるように、寡占化している他の小売業などに比べて、調剤薬局はまだまだ個人店の割合が多いという特徴があります。

これは調剤薬局が医療保険制度を基にしているために、他の小売業のように激しい価格競争にさらされておらず、また患者さんも近隣の調剤薬局に処方せんを持ち込むことが多いため、良い立地にある薬局が規模に関わらず有利であるという業界特有の理由があります。


調剤薬局開設に必要な4つのモノ

薬局に必要なもの

薬局開設に必要な ヒト・モノ・カネをどう用意するか

では、調剤薬局の開設には何が必要でしょうか?

よく起業や独立に向けて必要なものとして、ヒト・モノ・カネがあげられますが、同じことが調剤薬局でも言えます。このほか調剤薬局の場合、もう一つ大切なものがあります。それはコネです。それぞれについて順を追って見ていきましょう。