分譲マンションレポート/岡本郁雄の分譲マンションレポート

【取材レポート】東京ベイシティタワー

約40年ぶりのJR山手線新駅計画があるJR山手線田町~品川間。同エリアは、国際戦略総合特区に指定され数少ない再開発エリアとして注目されています。東京ベイシティタワーが誕生する芝浦地区は、この開発エリアに近接します。現地とモデルルームをレポートします。

岡本 郁雄

執筆者:岡本 郁雄

マンショントレンド情報ガイド

芝浦4丁目に誕生する地上30階建てタワー 「東京ベイシティタワー」
山手線「品川」~「田町」間の新駅計画も

「東京ベイシティタワー」(住友不動産)は、港区芝浦4丁目に誕生する制震構造採用の地上30階建てタワーマンションです。芝浦地区といえば、2000年代半ば高層タワーマンションが次々と誕生し、隣接する港区港南エリアと同様に街が一気に生まれ変わりました。

「東京ベイシティータワー」の供給は、同エリアでは久々に新規分譲されるマンションで、同マンションが位置するJR山手線「品川」駅~「田町」駅界隈は、都内有数の再開発エリアとしても注目されています。2011年末に、国際戦略総合特区に指定され、特定都市再生緊急整備地域にも指定されているなど、早期の開発に向けて法的な整備も進んでいます。2012年新春には、JR山手線新駅の計画も新聞各紙に取り上げられました。

「品川」駅は、リニア中央新幹線計画の始発駅にもなっており、東京の新たな玄関口としての役割が期待されています。東京駅と上野駅の間では2014年度の開業を目指して「東北縦貫線」の建設も進められており、「品川」「田町」駅間にある田町車両センターを縮小することで、開発用地を確保するようです。

JR「田町」東口駅前では、大規模な土地区画整理事業も進んでいます。駅周辺を歩くと、かつてのオフィス街から住居・オフィス混在の街に変貌し、居住エリアとしても魅力がアップしているのがわかります。
芝浦のベイサイド

芝浦の多くのベイサイドは、遊歩道として整備されており憩いの場所になっている

芝浦エリアは、東京湾を臨むベイエリアであり、水辺が豊富で遊歩道などの整備が進んでいます。歩行者専用の通路も多く、心地よい感じがします。歩いているとスタイリッシュなマンション群も目に入ります。
芝浦エリア

芝浦エリアは、タワーマンションの作品群

東京ベイシティタワーの位置する芝浦4丁目から港区港南方面を見ると、多くのタワーマンション群が見えてきます。港南地区もこの10年で、居住ゾーンとして発展しました。現地近くの高浜橋を渡ると、港南地区となり、「品川」駅へとつながります。
港南地区

品川から徒歩圏の港区港南地区は、多くのマンションが建ち並ぶ

「東京ベイシティタワー」は、高浜橋へと続く通りの南・西の角地に立地。敷地面積は、約1700平米超です。北側のオフィスビルをのぞき高層建築物がなく、開放的なロケーションです。道路を挟んで芝浦小学校(通学区)、芝浦幼稚園があり、子育てにも便利です。
東京ベイシティタワー

東京ベイシティタワーの現地

街が比較的新しいこともあり、歩道が広く、緑地や公園もあります。品川駅も生活圏になるので、生活利便性が高いのもこのロケーションの魅力だと感じました。

次のページでは、モデルルームを紹介します。

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