将棋/将棋のすすめ

将棋のスタイル(対面/ネット/ソフト)による準備物

日本の伝統文化である将棋は知恵と知恵を駆使した「盤上のバトル」です。その奥深さに嵌ること間違いなし。また国際社会に生きる日本人の嗜みとしても有効なアイテムになってくれるはず。現代将棋には「対面」「ネット」「ソフト」という3つのスタイルがあります。自分にピッタリの将棋ライフを選び、一生の趣味として、楽しみませんか? 今回は、それぞれのスタイルに応じた準備をお伝えします。

有田 英樹

執筆者:有田 英樹

将棋ガイド

日本が誇る伝統文化「将棋」

「将棋」それは、8種類の駒と81マスの盤を用いて行われる「知の競技」だ。一生の趣味としてはもちろん、日本人のたしなみとしても、国際交流などに役に立つこと間違いなし。では、将棋を学ぶには、どうすればいいのか。知ってる人に教わるか、将棋教室や将棋道場に行ってみるのが一番です。周りにそんな人がいなかったり、教室や道場が近くにない場合には?そんな人もご安心あれ。All About 将棋ガイドの有田が深遠なる将棋の世界へご案内しましょう。

現代の将棋:3つのスタイル

■対面将棋:実際に人と人が対局
将棋,準備

対面将棋


将棋仲間として、ぐんと交流感が深まりますが、対局場所や道具(駒・盤)が必要。

■ネット将棋:ネットを通じて誰かと対局
将棋,準備

ネット将棋


PC、携帯など、いろんなメディアで、24時間いつでも対局可能。

■将棋ソフト:将棋ソフトを利用して対局
将棋,準備

将棋ソフト


一番手軽。将棋ソフトが必要。

対面将棋に必要な駒と盤

将棋は駒と盤の用意から始まる。駒も盤も、びっくりするほど高級な品から、お手頃価格な品まで様々ある。専門店じゃなくても、デパートや文具屋さんなどにも置いている場合があるし、ネットで「将棋セット・通販」と検索すれば、簡単に見つかる。初心者が購入する場合、1,500~2,500円程度のものがおすすめ。

将棋,準備

合皮盤


駒は、プラスチック製や木製などがあるが、なんでもかまわない。また、盤も木製(新桂など)や合成皮製(ソフマット)などがあるが、1辺の長さが30cm以上あればOK。

将棋,準備

手作りのカードケース盤


もっと安くはじめたいなら、駒だけを買う方法もある。通販ならこれなら500円前後。盤はB4サイズのソフトカードケースの裏に油性ペンで81マスの枠を書いたもので十分。

「ネット将棋」は、ID登録から

ネット将棋用にいろんなサイトがあるが、最も会員数が多いのは公益社団法人日本将棋連盟のサイト『将棋倶楽部24』。こちらを例にガイドしていこう。このサイトは無料で使え、24時間利用可能。登録には以下のような情報が必要である。

  • ユーザ名:英数半角文字(及び空白と-と_と.)で6文字~16文字。登録後の変更はできない。
  • パスワード:英数半角文字で1文字から16文字。登録後に変更可能。
  • 携帯電話番号
  • E-mail
  • パスワード再送信用:後で変更可。
  • 棋力:自分の段級を設定。まずは「初心者」クラスで。
  • 所在地
  • 紹介文

これで、あなたも「24」会員。世界中の人と対局できる。

「将棋ソフト」ならソフトの入手から

人工知能理論の進化によって、将棋ソフトはどんどん強くなってきてる。プロ棋士にも勝てるソフトさえ出現してきた。今や、入門者から高段者まで、誰でも楽しめる相手になっている。また、多くの市販ソフトには「次の一手」を教えてくれる機能がついているから、対局で楽しむだけじゃなく、将棋を学ぶこともできる。

市販ソフトなら、まず、「ハズレ」はない。最新バージョンじゃなくても、入門者にとってはノープロブレム。廉価なリバイバル版でOK。また、最初にお金はかけたくないって場合は、無料ソフトを入手しよう。「将棋 無料ソフト」で検索するとたくさん出てくる。

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